大魔神のアンテナ 売り手が頭角




 売り手が頭角を現してきました。


 今年、3月底入れから、株式市場は金融当局、財政当局による大規模金融支援によりV字回復の期待感で買い進んでいました。実態のない上昇で売り方は積極的に売り攻勢をかけていました。
 しかし、日銀により大規模ETF買いや、またGPIF等のファンドの買い入れ、新人個人投資家が参入したことで、売っても、売っても上げが続き、特に5月末の3日間においては出来高も急増加し、売り方を締め上げました。
 6月メジャーSQで売り方の敗北が決まり、かなりの損害を被ったと市場関係者が語っていました。

 しかしまた、その売り方が6月中旬より仕掛け的な動きを始めたようです。

 米国・ブラジルにおいて新型コロナウイルス感染者数の増加、特に米国では「黒人差別問題」が起き、各地でデモが頻発しました。その影響もあって、感染者が日を追って増加しました。
 中国でも北京の周辺で感染者数が増加し一部地域ではロックダウンしています。また、東京でも感染者が増加傾向を示し、100人を超える状況まで来ています。
 その社会現象をマイナス要因に捉え、売り方が強さを増しつつあります。


 テクニカル的に上値を重くするような動きを日経は6月8日から10日の3日間で示しました。23178円(8日)、23185円(9日)、23175円(10日)上値が伸びない日が続き、その次の日より下落が始まり、11日から13日までの3日間で1500円超下落、さすがに次の日には1000円超の戻りを演じましたが、その後は上げ下げしながらもじり貧相場になっています。この辺でかなり売りを貯めていたようです。
 その後米国市場が回復する場面もあったが戻りは鈍く、トレンド的には下値切り下げ相場になりました。


 また、マザーズ市場においては、6月30日に先物主導で大きく下げ、午後には戻る動きを示しましたが、この日から売り方の仕掛けもあったようです。そして、7月2日朝から「4563・アンジェス」を叩き売り動きを示し、それに伴いバイオ株が総崩れし、指数は大きく下落、ほぼ全面安で終了しました。

 この日に下げ幅は50ポイント弱。4.96%の下落でした。

 アンジェスは指数に最も連動する銘柄で、マザーズ市場が上昇する時もこの銘柄がリード役になっていました。また、IPO代表銘柄「4480・メドレー」なども軒並み売られたことで下げ幅を拡大しました。

 また、相場が低迷する時には、ダウ理論で語られるように、ぼろ株が乱舞し、株式市場が調整をする時は寄り天井を形成した時から動き始めるとあります。 列挙しますが「9973・小僧寿し」「7610テイツー」「8783・GFA」「6731・ピクセラ」「5940・不二サッシ」など回転売買で盛り上がっていました。
 そして、今日も「1757・クレア」が高値を更新、また「9424・日本通信」ここ連日微妙な動きを演じながらも出来高が増加中とお仕事をしているようです。


 このような状況は株式市場が悪化への道に入ったと言えるようでから静観する時期だと思います。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


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大魔神のアンテナ 強気派が増加




 実体経済を無視して上昇している株式市場だが、強気派が増えているようです。
 米国市場を始め、東京市場においてもV字型回復への期待が高く、株価はここ2,3カ月で急上昇し、やっと高値警戒感も出始めたようです。しかし、米国のナスダック市場は、最高値を更新して多少下げたものの、ダウ平均やS&P500とは違って依然と堅調に推移しています。

 ここ4月の経済指標は最悪であったものの、今月発表された雇用統計は市場予想を大幅に上回る結果になるなど、6月に入ってからの各経済指標は悪いものではなく、大規模な財政出動やFRBによる景気下支えの為に2度に渡る大幅な利下げ政策、及び、市場に大規模資金投入してきたことで、株式市場は「回復期待」だけをテーマにして買い優勢の株式市場が作られました。

 しかし、この株式市場の上昇は過度の期待感だけで、実体を無視した動きで、上昇する度に、売り方が攻勢をかけていましたが、その売り物を買い方が吸収し、その結果、需給関係がひっ迫してさらに株価の上昇を促したようです。


 この動きは東京市場でも見られたことで、3月大きく株式市場が崩れた時に「日銀」や「GPIF」が買い向かい、3月20日過ぎから急速な上昇を示し、その上昇に対して「売り方」が台頭しましたが、米国同様に売り方が敗北、この月曜日に日経平均は1000円超の上昇を示現しました。
 やっと、高値警戒感を感じる株式市場になってきましたが、米国の株式ミューチュアルファンドにこの6月の一週までに204億ドルの資金流入がありました。ファンドマネジャーはベンチマークを上回る運用成績を残さなければならず、市場に参加する必要があります。
 東京市場でもTOPIXの上昇率よりも運用成績を上げなければならないファンドが多く、この6月になって弱気派であった投資家が強気派に変わってきました。5月までは33%程度でしたが、今は50%超になっています。

 強気派が増えつつあるようです。


 しかし、この傾向を米国の著名な大口投資家はリスクとリターンのバランスがひどく悪いと発言し、V字回復への期待は「幻想」だ、とコメントもありました。このコメントが売り方の根拠にもなっていると思います。

 ただ、株式市場は企業業績が基本であり、7月からの決算発表シーズンがポイントになると見ています。その為にこの6月、7月初めが株式市場の大きく変化する時期と考えています。
 今、強気派が多くなったことで、需給関係も変化すると考えられます。戻り相場にもそろそろ調整局面も始まるだろうと予想しています。

 ここ活躍している新興市場のジャスダックやマザーズも物色が活況過ぎる面もあります。また、低迷していた銘柄も物色対象になっており、全面的な嵩上げ相場が来ているようです。


 そして、低位株が物色され始めていることも、ちょっと警戒したい思う所ですが、しかしながら、マザーズ市場は「アンジェス、メドレー」などのバイオ、IPO銘柄が強いうちは続くと見ております。


(大魔神)


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大魔神のアンテナ 経験則が通用しない相場






 今回の戻り相場は、あらゆる面で歴史的に見て経験則が通用しない相場のようです。

 外資系ファンド運用者の多くが、過去の外部的な原因で株式市場が大きく下落した時に、どの程度の期間、また、どの程度の反発があったかを検証した結果、今回のように短期間でこれだけの上昇を演じた相場はないと語っていました。
 私自身株式投資を始めて37年になりますが、これだけ大きく下落して、この早い期間でこれだけの戻りを演じた相場は経験がありません。


 東京市場をはじめ、欧州・米国市場と先進国の株式市場は3月中旬底値から立ち上がり、この6月に入り、新型コロナウイルス前の水準にほぼ回復しています。米国市場、東京市場では40%前後の上昇を示現しました。
 金融当局者、政策担当者らの、金融緩和策や大規模財政出動と二つの大きなテコ入れで現実を無視して、政策による回復期待のみで買いが入った株式市場です。

 それに対して、冷静に現実社会を見つめた慎重な投資家により「空売り」が日毎に増加して、過去最高水準まで売りが積み上がってしまいました。今日現在も、買い方の優位相場になり買い攻勢が続いている株式市場です。


 ある、慎重派の外資系ファンド運用者も弱気から一転、買い手側に転じ、強気派になったのは先週のことです。弱気派の大半が買い戻し姿勢に変化しているとも言われ出しました。
 ここ直近の市場関係者のアンケートでも、慎重派が減り、強気派が多くなり、今の市場動向に沿った投資をしているとのアンケート結果が出たそうです。 強気になってしまっているようです。


 今の株式市場は、テクニカル面やファンダメンタルの面での予測を語ることはできず、上記した金融担当者や政策担当者の意に沿った行動を取っていくことが最適のようです。
 金融政策担当者にすれば、どのような形であれ、株式市場が好調であれば、時を経てから経済状況が改善され、景気回復も十分達成されるだろうと読んでいるようです。甘い考え方だとおもいますが、今はそれがベストだと言う事です。今は国策相場になっていると思っています。


 ただ、大きな危険を孕む賭けになっているとも見ています。
 外出規制など現状の経済状況とのギャップや、依然と感染者が毎日出ていることや米中関係の悪化、人権問題での抗議デモや、日本でも政権内の問題など、多難です。ちょっと冷静になった時に今の株式市場の状況は過度な行き過ぎもあるのではと感じます。

 日経平均の動きは上値を一瞬取ってもその後の上昇力が乏しく、さすがに利益を確定する動きが表面化してきました。


 株式市場を大局的に見る時が来た感じがします。注意深く、気を付けるべき状況です。


(大魔神)


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大魔神のアンテナ マザーズ市場






 活況相場が続くマザーズ市場は年初来高値を示現し東証1部市場との格差が拡大。
 4月中旬のコラムから、今回で3度目になりますが、マザーズ市場のことを語らなければならない様です。


 マザーズ銘柄の鬼門であった決算発表を無事に通過しました。

 他の東証1部、2部市場、ジャスダック市場を置き去りにして年初来高値を示現しました。木曜日には昨年11月29日の戻り高値をも奪回して、力強い動きを演出しています。
 米国市場の動きを見習う東京市場にあって、マザーズ市場だけは、今までとは違い独自の動きを示しています。米国市場が下落し、東証1部市場が売られてもこの市場だけは、別な生き物のように真逆な動きを演じていて、それも強い動きを示しています。

 5月に入ってからのマザーズ市場の動きは4月6日から上昇が始まり、5月21日までの間で下げた日は5日のみ、下げ幅も83.34ポイントです。上げ幅はと言えば334.07ポイントでその上昇率は世界のどこの指数よりも大きく戻っています。
 そのような戻り相場を演じているマザーズ市場ではあるが、まったく過熱感を感じません。

 普通であれば、連日出来高も伴い上昇している訳で過熱感があっても不思議でないが、市場内の物色範囲がある程度限定されており、循環物色が上手く功を奏している様です。

 前のコラムでも語ったことですが、はじめに「テレワーク関連の情報通信銘柄」、そして「IPO銘柄」を物色し、その後、新型コロナウイルスに絡み「バイオ関連」を物色されていました。この流れが循環し無理ない動きを演じています。
 IPO銘柄でも直近上場銘柄を1番目、そして、直近銘柄よりも先に上場していた銘柄を2番目に物色し、また、それよりも先に上場していた銘柄を3番目という順番です。バイオ銘柄も「アンジェス」の次に価格水準の高い銘柄順を物色しているようです。
 指数は上昇しますが、その市場内の動きは全面高ではなく、きちんと仕切られた銘柄を順々に物色し過熱感を感じさせない相場を演出しています。

 また、他の市場とは違いマザーズ市場の参加者は機関投資家と言われる投資信託や金融機関が買い越しになっていて、一方で外国人投資家達は売り越しにはなっているが金額ベースでは大きい金額にはなっていません。個人投資家は毎週売り・買い越しが交互になっていて均衡がとれた感じで売買されています。


 今後もマザーズ市場はトレンド・需給関係から見ても継続してウォッチしたい市場であると思います。

 マザーズ市場が天井圏に入るとすれば、出遅れ銘柄がなくなり、超低位銘柄物色が始まる時です。また、相場の中心銘柄が下落する時です。今回であれば「アンジェス」が下落する時になるでしょう。


(大魔神)


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大魔神のアンテナ 新しい投資家の誕生






 この連休中の日経新聞での報道で「新入り個人」との見出しで、新人投資家の出現が大きく存在感を示し、今年の株価暴落時、新規の投資家が参入してきたと記事がありました。特に年代別では20歳代〜30歳代の伸び率が顕著であったとのことです。

 本年2月に比べて3月は50%増加、4月もほぼ同等な増加を示していたようです。これら個人投資家は下値で買い、今回の戻り相場において利益を享受し、さらに積極的な行動が続いています。

 マザーズ市場は個人投資家中心の市場でもあり、値動きが大きく、これら「新人投資家」の参入が目立っておりました。そして、東証1部市場、2市場に比べて大きな戻りを演じ、すでに2月26日の水準まで回復、市場全体出来
高も連日1億株超の商いが続く相場になっています。


 特に、今までにない動きを演じているのが、「アンジェス・4563」です。
 今までにも何度か仕手化した動きを演じてきましたが、今回のような大相場になっていません。まさに、この新入り個人投資家の参入がこのような相場を作り出したと思われます。

 そして、この銘柄の材料に絡む銘柄や思惑で、軒並み大きく上昇したのが「ヒューマン・メトボ・6090」「アイロム・2372」「フューチャー・4722」など。また、新興市場の「バイオ株」への物色も活発になっていま
す。


 株式市場が低迷から立ち直る時には、必ず新しい投資家と相場の先を見ることが出来る資産の大きい投資家の出現が必要条件です。
 かの1987年ブラックマンデー以降、東京市場が大きく上昇した時にも「新人類」と言われた20歳代の証券ディーラーの活躍がありました。そのやり方は100万株単位で売買をしていました。無論、超大型株が対象でしたが、今までの常識を破るトレードーをしていました。

 今回のマザーズ市場においても4月初めからは「IPO」銘柄を果敢に買い続け、上場後低迷していた銘柄を2倍、3倍高と引き上げ、そして、今は「アンジェス」を中心にバイオ銘柄が活況になっています。マザーズ市場は多くのストップ高銘柄が示現しています。

 これら、新人投資家の活躍は大きな相場の始まりにもなる可能性もあります。
 今後の動向は注目していきたいと思います。

 マザーズ市場をはじめ小型株銘柄の動きをしっかりウォッチしていきたいところです。


 「IPO銘柄・メドレーが中心」「バイオ銘柄・アンジェスが中心」そして次は、ゲームか?テレワークか?5Gか?想像を働かせて動きを見守りたいですね。
 無論中心になる銘柄は出来高を伴い上昇する銘柄です。

 11日から強く動く銘柄を注意深く考察したいと思います。


(大魔神)


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大魔神のアンテナ 2つの流れ




 方向感が見えない相場の中に、2つの流れがある様です。


 3月19日、日経平均が16358、19円を底値に戻り歩調を続けています。
 4月17日には19922、07円まで回復しました。ほぼ1カ月の値幅にして3500円超の戻りを演じました。下落する際も2月21日から急落が始まり、1か月程度で23378円から7000円超下落し、ほぼ下げ幅の半値戻りを演じました。
 そのような戻りを演じた株価は、底値から回復基調になっていますが、この4月の新年度入りから東証1部の売買高は日々低調な状況が続いています。

 日銀が今まで以上の金額を株式市場に投じ、3月に2000億円のETF買い入れが始まり、その後、4月からは1200億円超の買いを続けています(その前までは750億円超の介入額が膨らんでいました)。
 その理由は市場の安定化もあるが、日銀自身の買いコストが下回る状況になり、買い入れをしなければならなくなったことのようです。従来ならば、新年度入りをしたことで、機関投資家が新たに買いポジションを作る時期であるにも関わらず、大手機関投資家は様子見の姿勢が続いています。
 唯一、信託銀行、GPIFなどは多少の買い越しでした。外国人投資家の姿勢も4月初めは543億円の買い越し、先週は3019億円の売り越しで、売り越し額が大きくなっていました。戻ったものの主体性がある投資家が不在で、ただ、日本銀行が支えているだけの相場になっている状況です。
 その為「米国株式市場」の動きに沿った展開が続いています。
 相変わらず寂しい株式市場です。


 しかし、その中で日銀が介入しない市場「マザーズ」には個人投資家中心にリスクオンの動きが続き、直近は日々1億株超の売買高になっています。今週初めまではIPO銘柄が主役でした。今では「バイオ」銘柄が中心的な役割を示しています。

 上場後下げ続けていた「DELTA・4598」が3日間ストップ高を演じたり、「アンジェス・4563」が四桁相場になったりと活況な動きを呈しています。
 このマザーズ市場3月13日に1部市場より早く底値を形成し、その後は下値を切り上げつつ3月初めの水準まで戻しています。1部市場とは違い売買高を伴っての戻り相場を演じていて一歩リードしているようです。

 ただ、何度か指摘してきましたが「マザーズ市場」の鬼門は決算発表。それが目の前に来ています。ちょっと気掛かりな時期になりました。

 今、バイオ株が物色されるのも、「バイオ」銘柄には決算発表が足枷にならない、ある意味、会社の内容が慢性的に赤字体質になっているのは当たり前と投資家の中では織り込み済みだからです。
 しかし、IPO銘柄はやはり決算内容が気になります。その為、今後は「バイオ」銘柄含め、ちょっと材料性が強い銘柄(低位株も含む)などへの物色傾向もでると見ております。
 1部市場はこれから本格的な決算発表、今期業績予想を発表できない銘柄も多く出るでしょう。その為、評価することが難しくなり動きづらい状況になるのではと予想します。

 そのようなことから、5月連休を前にして手仕舞い・処分売りなどで市場が重くなると考えています。また、決算シーズン真っ盛りですが、5月連休明けが重要なポイントになると考えています。


(大魔神)


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大魔神のアンテナ 市場の変化




 4月、新年度に入りした相場では市場に変化が出始めています。


 世界的な新型コロナウイルス感染拡大に伴い、日本でもやっと「非常事態宣言」が発令されました。米国・欧州とは違い「ロックダウン」ではなく、非常に軽い規制措置になっています。
 海外メディアからは今回の措置はあまりにも甘い措置であると酷評しているところが多いようです。日本国内でも同様な意見が出ているが、「非常事態宣言」を出したことは「よし」としているようです。

 ただ、この措置で感染拡大がストップするのか?株式市場はある程度の評価をして上昇していました。また、政府による事業規模で108兆円規模経済支援策も一つの評価にしている感じです。


 そのような流れの中で、株式市場は最近、どのような動きを演じていたのか振り返ってみると、日経平均は3月19日に付けた安値を下値に16358円、先物市場では時間外で17日に15860円、幻の安値を付けていました。
 今の段階では、19日にも16000円を時間外で示現しています。その後3月23日から反転し、3日間で大きく上昇19564円まで回復しました。
 およそ3200円の戻りを演じ、その後4月に入り調整が続き、17707円まで下げて今週から回復相場を演じ、19000円台の動きに転じました。

 無論、欧米市場の回復基調を受けての買い戻しも入っていると考えられています。また、日銀による大量にETFの買い入れ額変更、この3月23日からの買い入れ額は2000億円でした(その後は1200億円に変更されています)。それに伴う買いで市場を支えた効果があったと思われます。
 丁度この時期、機関投資家の3月期末決算対策売りが出ていた時期でもあり、それらと外国人投資家の売りを吸収した感じです。


 今は新年度入りで、処分売りも減少し、売りがない状況下でのちょっとした買い戻しで株式市場が戻っていました。

 積極的な売買は乏しく、ごく限られた銘柄が物色が中心になっているようです。
 「通信・電鉄・公益(ガス・電力)医薬・医療機器・ヘルスケア」などです。
 また、ここちょっと不思議なところは打撃を受けている「外食」関連の一角も物色されていました。

 そして、本日の本題ですが「マザーズ市場」が活発になっています。
 これは、3月の初めから外国人投資家の動きに変化があったことです。
 1部市場が下落した際でもマザーズ市場は上昇をしていました。反対の場合もありますが、比較的にしっかりしており、ここ連日ストップ高銘柄も多く、積極的な物色傾向が続いているようです。
 特に昨年のIPO銘柄など最近物色され、新値を更新している銘柄も示現していました。その動きの中で外国人投資家が買い越しに転じていました。
 3月より買い越しが始まり多少の売り越しもありましたが、概ね買いが続いています。


 テレワーク関連、情報通信関連等、人材派遣業関連と幅広く物色される動きにもなっています。この市場には日銀からの影響はなく、投資家の意思により動く市場です。
 1月、2月、3月と叩かれるだけ叩かれた市場でもあり、焼け野原的な状況から今這い上がってきた感じの市場であります。

 あるプロ的な投資家もこの市場(1部市場においても超小型株)を一番にウォッチしていると語っていました。


 市場間で動きに変化が出ているようです。


(大魔神)


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大魔神のアンテナ 外出禁止令




 遂に東京も外出禁止令!?自粛モードになってきました。

 株式市場も自粛モードになるのでしょうか?
 日銀、GPIFが東京市場を守ってくれるのか、来週が岐路と予想しています。
 今週までは機関投資家の決算売りと、持ち合い解消売りも最後の週となり、来週からは新年度入りになります。それに伴い売りも一段落し、新年度入りの為の新規投資を考えなければならない時期です。

 今後、機関投資家がどのような姿勢を示すか、売り続けていた姿勢から変化がでるのでしょうか?
 30日、31日の株式市場の動きは重要だと考えています。


 上記した、東京都の感染者拡大に伴って、都知事が外出自粛のコメントをした後、スーパーマーケットでは食品の買占めがされ、商品が無くなり、私自身も買い物をしてびっくりしました。首都圏も欧州・米国並みの外出禁止令がでるのも時間の問題です。
 また、先ほど発表された政府の景気判断も大幅下方修正し(6年9カ月ぶり)「回復」との文言を削除しました。世界的にも悪化した経済統計が続出しています。
 ある番組では1929年の世界恐慌の時のことまで報道していました。
 マスコミはあまりにも古い事を報道しています。株式市場が16000円台に入ったことをどのように見ていたのでしょうか?
 日本では株式市場のことを知らない「ノー天気」な報道関係者ばかりだと感じます。


 株式投資歴の浅い方には理解できないことですが、日本という国は「株式投資」をいまだに罪悪感があるものと定義しており、多くの人は株式投資とは何かを勉強をしていないので、今までもこのような悪い状況になっても、米国・欧州のように大胆な景気対策も出来ず、あくまでも海外の政府(米国に依存している)任せで乗り切っていました。
 今回も「牛肉購入のクーポン券」を配るとか、馬鹿らしい政策を言っています。愚痴になりますが、政策担当者は馬鹿ばかりに思えます。それは、株式市場がどのようなものなのかを知らない方々だからです。


 このような状況ですから、投資家がリードしないといけません。
 頼みの外国人投資家もこの2週間で1兆円近く売り越し、本年になって、昨年買った分以上に売り越しになっている、国内の機関投資家同様に外国人投資家の売り分もほぼ解消したと見ています。
 そのひとつの理由としては、今週23日から25日、3000円超の値上がりを示したように売り物をかなり消化して、切り返しの動きを示せたことは、新規の買いも入ったと見ています。

 先にも触れましたが、需給関係が改善されたことで、株式市場の動きも大きく変化しているとみています。


 前にも「悲観する中から新しい相場が生まれる」とお話ししました。

 連日、悪いニュースが報道されていますが、その度に株式市場はそれを織り込んでいるような動きをしています。昨日発表された「丸紅」の決算内容が2000億円の黒字が1900億円の赤字で叩かれましたが、先の安値を下回ることもなく、株式市場はかなりの織り込みをしている感じです。ダウ理論の弱気相場の3段階目の終わりに近づいていると考えられます。


 4月相場の楽しみの為に、仕込みを考える時期に来ているのではないかと思っています。


(大魔神)


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大魔神のアンテナ 株式市場は大混乱




 株式市場は大混乱。世界的な株安はどこまで下落するのか?答えが見いだせない状況にあります。

 12日、トランプ大統領が日本時間午前10時に会見をしました。その会見内容をマイナス要因と見て、時間外、米国指数ならびに東京市場が大きく売られました。
 日経平均は10日に付けた安値、18891円をあっさり割り込むと下値を探る動きになり、18339円まで売られました。止めどもない状況になっていました。
 この下落時PERは(日経平均ベース)11.3倍(推定値)まで低下しました。PBRでも推定で0.8倍台まで低下しています。過去でもこのような数値を記録することはありませんでした。リーマンショック時でもこのようなところまでは下げていません。
 テクニカルにおいても騰落レシオ(25日平均)が50%割れの49.55と、こちらも過去にない様な数値を示現しました。それでも、この日の時間外取引では225先物は18000円を割り込む水準まで売られました。心理的な要素が絡んだ動きになっていると考えられます。

 理論的に、「新型肺炎」の感染拡大でどの程度経済的に悪化するのか見極めが出来ない状況で、不安心理だけが先行し、売りが売りを呼び込んでいる状態になっているようです。
 海外メディアも「新型コロナウイルス」感染が今後も拡大し、世界経済は一時的にも崩壊するとの見方が台頭していると、指摘していました。


 しかし、各国が具体的に感染拡大を防ぐ方策、それに伴う経済的な支援措置も発表しておりますが、今は、ただ、ただ、不安心理がすべてを覆い隠している状態です。

 上記したように、ファンダメンタル分析やテクニカル分析で判断しても、今の水準はあまりにも行き過ぎの状況に(売られ過ぎの領域に達している)なっています。
 よくよく、冷静に考えれば、今の状況はあまりにも過度な状態になっていると思うところです。ただ不安要素が今の株式市場を作っている状態です。
 しかし、新型肺炎の感染が止まると分かった時には株式市場は大きく回復すると思いますし、時間的解決もそろそろと見ています。
 来週後半から25日前後はポイントと予想しています。


 今は下値を探る動きですが人は悪いことについては慣れてくるものです。
 連日、下落相場が続いていますが、時折その中にも落ち着いた動きも見られます。

 昨年、8月の時にもコラムで指摘しましたが、“不安と悲観の中から蘇生が始まる”のです。今の状況もピークに達しつつあるように感じます。


 皆さん、この歴史的な現場にいることを誇りに思い「株式市場をウォッチしましょう」。忘れることがないように、日々日記を書くことをお薦めします。


 夜明けは近いと考えます。願わくば、今月中か・・・


(大魔神)


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大魔神のアンテナ 株式市場は大きな節目に来ました




 1月から「新型コロナウイルス」問題が出て、世界的に感染拡大が続いている状況で、2月中旬まで頑強な動きを演じていた米国株式市場が、今週に入ってから大きく変化しました。

 2月12日の高値2万9568.57ドルから、2月27日安値2万5766ドルへと僅かな期間で約3600ドル超の下落を記録しました。昨年も2000ドル超下落する場面もありましたが、ここまで短期間で下落することは有りませんでした。


 今回の「新型肺炎」騒動でも、米国国内での感染はまだ限定的で、「韓国」「イタリア」「日本」などに比べて感染拡大は見られていません。それでも、ここまで売り込まれたことはちょっと今までとは違った動きになっている感じがします。私の経験則でも対処できない感じになっているようです。

 ひとまず大きく下落後、自律反発狙いの買い戻しも入り、米国市場は戻す場面も有りましたが、その戻りに対してかなり大きな売り圧力があって押し戻されていました。このような動きは滅多にないことです。


 感染拡大を問題視している株式市場は先を読み取り、織り込むことがまだ出来ていないようです。3月に入り、各経済指標がどの程度悪化したのかを見極めて、投資家が判断を下すと予想しています。今はその悪化した分、どの程度の影響を受けているのかハッキリしていないことが売り材料になっているようです。
 いずれ、その経済指標の内容がはっきりすれば、株式市場の混乱も悪材料出尽くし感が出て収まると見ています。


 来週は米国において「ISM製造業指数、雇用統計」など重要な経済指標の発表があり、その内容で今後の株式市場の行方も大きく変化すると考えています。悪ければ、金融財政当局からのコメントや、景気浮揚策も出るでしょう。そうなれば株式市場にとっては大きなプラス要因になります。

 それが時期的、期間調整を経て、株式市場が悪材料を織り込んで回復基調を取る展開になることでしょう。

 しかし、今回はテクニカル面で見た場合、久々に底打ち気配の状況になって来ています。直近で2018年の12月25日、また2019年8月26日でも示現しなかった。騰落レシオが60ポイント割れ、サイコロジカルラインが3勝9敗になる場面です。いずれかのテクニカル指標が低水準に達したことはありましたが、今回は2つの指標が底値を暗示しました。

 2月27日の騰落レシオ59.36.サイコロ25%(3勝9敗、12日間で上昇した日が3日、下落した日が9日です。過去、日経平均がこの水準になることは、年に1度か2度程度)単にテクニカル面では買い場が直ぐそこにあると暗示し、買いサインをだしたことになります。


 その意味でも3月初めは大きなポイントになる週でしょう。


(大魔神)


■お知らせ

 億の近道金曜日執筆でおなじみの大魔神氏が名古屋でセミナーを行います!


【東京・大阪で大人気の大魔神銘柄研究会】名古屋で開催です!

 毎月の相場の傾向と対策だけでなく、注目個別銘柄と長年の相場経験から、資産を着実に増やす思考やテクニカルまで、銘柄研究会特別版として開催いたします。

 お席に限りがありますので直前のキャンセルが無いようにご予約お願いいたします。

※初参加、投資経験が浅い方、お一人参加の方も多数いらっしゃるのでお気軽 にご参加ください。

交流懇親会:
 大魔神、参加者皆さんで交流できる場を設ける予定です。スクールの質問、トレードの手法、銘柄談義、トレードのお悩み、何でも楽しく情報交換して頂きます。(ご参加の方、別途飲食代金、詳細当日お知らせします)


【名古屋】銘柄研究会特別版

 3月14日(土)15:00〜17:00
 会場:愛知県名古屋市中村区
 参加費2200円

 チケットは↓こちら↓

https://www.kabudaimajin.com/blank-4/nagoya-meigarakenkyukaitokubetsuban


 リンクスリサーチアナリストで、名古屋在住投資家の相川伸夫氏による、大魔神リアルタイムトレードセミナーのレポートはこちら

 ⇒ http://www.okuchika.net/?eid=8156


■主催:大魔神投資教室


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

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