大魔神のアンテナ 流れに変化




 ここにきて、9月相場からの流れに変化が出てきたようです。


 8月28日、安倍首相の突然の辞意発表があり、それまで株式市場は米国株高でもあったので、堅調に推移していました。しかし、2時を過ぎた時点で5分たらずで日経平均は600円超の下落を演じ、売り優勢の中終わりました。

 そして、この下落を期に、物色傾向に変化が見えてきました。その変化の流れは既に米国株式市場で起こり始めていた新型コロナ終息を株式市場が読み始めたことです。
 この時期、叩かれ続けていたエアライン関連や飲食業関連、金融株などへ物色の矛先が向かいました。まだ、大きな上昇を示している訳ではないが他の銘柄に比べ下値がしっかりとした動きになっていました。


 東京市場において、叩かれ続けていたセクターの中でも、いくつか代表的な銘柄が上昇を示していました。機械株では「日立建機」「クボタ」が新値を更新。今では「ファナック」が連日賑わっています。工作機械の「牧野フライス」も上昇基調を作り始めています。

 自動車でも「スズキ」が戻り歩調を示し、銀行株でも「新生銀行」が今週からかなり積極的な動きを示していました。
 大手証券の投資評価もあって海運大手3社も大きく上昇していました。
 また、米国著名投資家が日本の大手商社5社を買い増ししているとの報道で伊藤忠、丸紅を始め、大手商社5社が上昇し、今でもしっかりとした動きをしています。

 また、情報技術、テレワークなどの情報通信や、巣ごもり需用で出前、宅配企業やネット通販、EC関連、ゲームといった業種が物色対象になっていたが、米国ナスダック、S&P500の急速な調整を期に上記した銘柄群に利益確定売りが出て、調整色が濃くなりつつあります。
 特にマザーズ市場の売りが結構激しく、大きな下落を見せた銘柄も多く散見されました。

 資金の流れが変わると悲惨な動きを示し、正に、株式市場の怖さです。

 また、全体市場が上昇をしても今は半導体関連だけはお呼びがなく、調整相場が続いています。

 今まで頑張っていた銘柄が調整をし、反対に、3月叩かれ、その後も調整をしていた銘柄群にやっと救いの手が差し伸べられてきた感じです。無論、上記したように既に上昇基調をはっきり示し始めた銘柄もここ散見されており、東京市場もやっと底上げを演じている感じです。


 安倍首相辞任で新総裁が決まり、恐らく総選挙もあると見ております。選挙の時には株価を上げないと与党は不利になります。その意味からも前とは違うセクターで、相場が始まると予想しています。

 叩かれ続けた銘柄の逆襲があるか注目しています。


(水島寒月)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 直近のマザーズ市場




 本日は直近のマザーズ市場を検証したいと思います。


 マザーズ市場は2018年初めに高値1367.86ポイントを示現後、ほぼ一直線で2019年初めの水準まで下げ続け、その後の1年も、ジリ貧相場続きでした。今年2月末から止めの大幅下落を演じ底入れしました。今、マザーズ市場は2年3カ月間の下落相場から立ち直ってきました。

 現在、マザーズは527ポイントから1156ポイントまで回復、2倍以上の上昇を示し、2018年6月時の水準まで回復しました。無論、3月中旬以降の1部市場の戻り相場もあったが、それよりも3月13日、いち早く底入れし(日経平均は19日に安値)上昇に転じました。
 この時期は外国人投資家がマザーズ市場だけ買い越しに転じていました。


 さて、その上昇相場を見るにおいて、リード役が2銘柄あったと思います。

 その一つはIPO銘柄の代表として「メドレー・4480」です。新型コロナウイルスによって、オンライン治療やヘルスケアに係わりを持った銘柄です。3月の下落時においても立ち上がりも早く、新値を更新する動きを示していました。その後4月にかけては商いを伴い迫力がある動き示し、そして、一旦調整がありましたが、その時は、次の主役である「アンジェス・4563」が4月14日、ストップ高をスタートに上昇相場を演じていました。それ以前からも上昇基調を示していましたが、この日より本格的な相場が始まりました。

 同銘柄の新型コロナウイルスワクチン開発を始めたとの報道をきっかけに、今度はバイオ株中心にマザーズ市場を押し上げました。その後は5月、6月はIPO銘柄、バイオ銘柄と順次相場のリード役を務め、指数は年初来高値を更新して行きました。
 ここ7月は調整期間になりましたが、8月からはIPO銘柄が再び盛り上がり、BESA、マクアケ、NEXTONE、など1万円台まで上昇しました。更に出遅れとしてマザーズ市場のゲーム株にも物色の矛先が向かって行きました。また、今週は低水準銘柄の押し上げ相場も始まったようです。それは水準訂正相場を意味しています。


 世界的に株価が上昇する中においても、今回のマザーズ市場の戻りは一番大きい戻り相場を演じました。この動きと類似する市場は米国・ナスダック市場です。この8月の相場状況をみてもかなり力強く上昇しています。
 今の市場は景気回復期待の中で全体的に買い戻しがはいっているものの、不安感から割安なバリュー株よりも、やはり、今後の成長期待があるグロース株である情報技術、ヘルスケア、コミュニケーション関連に買いが向かいナスダック市場、S&P500市場が優位性を持ち、東京市場においても成長性の銘柄が多いマザーズ市場に資金流入しているようです。
 そうした流れから、マザーズ市場に外国人投資家が8月1週目、2週目、本日発表の3週目共に100億円超の買い越しを続けていました。1部市場の3週目は売り越しに転じ、このように、この上昇も外国人投資家の動きによるものです。

 以前から指摘していますが、外国人投資家動向は大切です。
 ただ、今週は高値水準での乱高下の動きが見られるので、ちょっとひと呼吸おいて市場動向を見極めたいと思います。

 マザーズ市場の特色は、市場の柱となるリード役が不在になると調整の始まりとなることに注意してください。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 日経平均では全体相場が見えなくなります




 前から指摘されていましたが、日経平均の構成上、寄与度の高い10銘柄程度で日経平均の株価が構成されてしまっています。特に「ファーストリティリング、ソフトバンクグループ、ダイキン、テルモ、エムスリー、東京エレクトロン」などで値段が決められているようです。TOPIXでも全体を網羅することは出来ないが、日経平均ほどではありません。

 チャート上では、日経平均は、6月戻り高値を示現後に22000円台を中心にもみ合いを演じていました。
 しかし、日経225の中心的な主力銘柄は低迷し、ある銘柄は3月時の日経平均が16358円19銭を付けた時よりも安値を更新した銘柄も続出していました。特に7月末及び8月初め近辺に年初来安値を示現した銘柄が多数ありました。
 決算評価された銘柄もありましたが、「キヤノン、ニコン、東急、JR東海、三越伊勢丹」など新型コロナの影響も大きいと思われますが、その他でもかなり低水準まで売られていた主力株があります。「トヨタ・三井住友F、三井不動産・京セラ、日立、パナソニック、牧野フライス、第一生命」などの主力銘柄の大半が下落していました。

 しかし、日経平均だけを見ていると指数は堅調に、全体が調整をしていたとは思えない状況でした。

 私は前からも2番底はあると見ていましたが、その2番底がこの7月末から8月にかけての決算発表で訪れていたようです。日経平均では、まったくそのような動きが示されていませんでした。

 ただ、テクニカル指標では「騰落レシオが75%を割れ、サイコロジカルで3勝9敗」を示現した7月31日が2番底であったのではと見ております。
 そして、8月初めより一転主力銘柄の反撃が始まりました。特に「トヨタ」が本日、8月13日までに8連騰を示現し、その動きに合わせ「デンソー、豊田紡織、アイシン精機」など関係先も上昇しました。
 また、先に決算の悪影響で売られた「キヤノン、第一生命、JR東海。京セラ」なども連日堅調に推移していました。


 相場的に、この8月より、3月から回復基調の半導体・電子部品などのグロース株が一服し、時価総額があり、割安感のあるバリュー株を物色する動きに変わったようです。

 前からも「グロース株」から「バリュー株」へと資金シフトが始まっていたと市場関係者が語っていました。この決算発表を機に投資姿勢に変化が出てきたのでしょう。

 これらの銘柄は市場の柱となるか?
 「トヨタ」をはじめとして「自動車」「自動車部品」の銘柄の動向と金融株の動きもウォッチしたいと考えます。今後、決算発表後に水準訂正相場が訪れるかしっかりと見極めたい時期です。


 反対に戻り相場が終った場合には、再度、金価格が上昇すると見ております。
 株式市場の動きと共に「金価格」の動向もウォッチして下さい。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 新型コロナ感染者拡大でも株式市場は無視する理由




 3月の時はパニック的な売りが売りを呼び大きく下落した。そして、今まさに第2波が到来している。米国での死亡者も3月に比べて増加傾向を示している。
 日本においても死亡率は低いが感染者は10代から30代までの若者の感染者が爆増している。それに伴い高齢者も増加傾向を示しつつある。

 本日(30日)も東京都で367人感染と発表された。重症患者も22名と増加している。


 その報道があっても株式市場はちょっとした売り材料になっていたが、反対に新型コロナ関連株が物色された。「プレシジョン・7707」検査キッド関連銘柄が物色対象になり、マザーズ市場は上昇しておわりました。この動きからも超不思議な株式市場です。

 無論、米国市場も同様です。
 複数の州で感染者拡大の報道が続いていましたが、多少売り材料になっても、新型コロナワクチンがフェイズ2、フェイズ3に開発が進展したことについては大きな買い材料にしており、株式市場は上昇した。ナスダック市場は最高値を更新する動きを示していた。
 今は多少買い過ぎの面を考慮した売りが出て、軽い調整をしています。しかし、決算発表が始まりテクノロジー関連・情報技術関連が好決算を出していることで、再度買い戻しが入る相場になっております。現状の生活環境が悪化していることについては、ある程度織り込み済みと見ている節があり、大きな売り材料になっていない。

 世界的に見ても株高はウェルカムで、売り方を排除するような動きを示している。空売りが増加して需給関係の切迫から、下落相場にならず、下げても戻りを演じる株式市場を作っている感じです。
 米国でも株価が下げると。金融担当者・政策担当者から必ず、甘い言葉で株式市場を支えている。

 米国では米中関係が悪化しており、大きなマイナス要因なるが、大統領選挙の年は、定説で株式市場は大きく下落することはないと見られていた。
 だが、今回の「新型コロナ」は一大事であった。トランプ大統領にすれば、株式市場を低調な動きにはさせられない事情があり、矢継ぎ早に景気支援策を4回も出した。
 日本国内も同様で、3月の日銀の積極的な買い。また、GPIFの買いが今の株式市場を支え。日本でも2回、景気支援策を打ち出した。


 ただ、米国とは違い、日本では、指数のみが高値圏を維持している。実態はかなり悪い状況になっている。「キヤノン・ニコン」が新安値を更新(3月時よりもかなり叩かれている)。その他「トヨタ、京セラ、丸紅、日本製鉄、富士電機」など主要企業も超低水準で推移している。
 上昇基調2に対して7が下げている(日経平均と同水準が1程度)。故に「ソフトバンクG,アドバンテスト、エムスリー、テルモ、東エレク」など高値を維持している銘柄が潰れると、日経平均は今の為替相場(ドル円相場)か
ら見ても20000円を割り込んだ水準になると考えられる。

 中国当局が「株式市場が上昇すれば、一番の経済効果がある」との論表が出て、一時大きく上昇。それに倣うように、世界的にも株高政策が続いている。 無理やりでも、そのようにしないと世界危機が到来すると見ている向きがある感じです。


 そのように、今は怖い相場と見ています。
 ここは好決算銘柄の動き、この悪い時期でも利益を上げる企業をウォッチしたいです。
 今回の決算発表は重要です。
 市場の反応もしっかり見守りたい。選別される相場になるでしょう。

 「薄氷を踏むが如く」


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)



JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 売り手が頭角




 売り手が頭角を現してきました。


 今年、3月底入れから、株式市場は金融当局、財政当局による大規模金融支援によりV字回復の期待感で買い進んでいました。実態のない上昇で売り方は積極的に売り攻勢をかけていました。
 しかし、日銀により大規模ETF買いや、またGPIF等のファンドの買い入れ、新人個人投資家が参入したことで、売っても、売っても上げが続き、特に5月末の3日間においては出来高も急増加し、売り方を締め上げました。
 6月メジャーSQで売り方の敗北が決まり、かなりの損害を被ったと市場関係者が語っていました。

 しかしまた、その売り方が6月中旬より仕掛け的な動きを始めたようです。

 米国・ブラジルにおいて新型コロナウイルス感染者数の増加、特に米国では「黒人差別問題」が起き、各地でデモが頻発しました。その影響もあって、感染者が日を追って増加しました。
 中国でも北京の周辺で感染者数が増加し一部地域ではロックダウンしています。また、東京でも感染者が増加傾向を示し、100人を超える状況まで来ています。
 その社会現象をマイナス要因に捉え、売り方が強さを増しつつあります。


 テクニカル的に上値を重くするような動きを日経は6月8日から10日の3日間で示しました。23178円(8日)、23185円(9日)、23175円(10日)上値が伸びない日が続き、その次の日より下落が始まり、11日から13日までの3日間で1500円超下落、さすがに次の日には1000円超の戻りを演じましたが、その後は上げ下げしながらもじり貧相場になっています。この辺でかなり売りを貯めていたようです。
 その後米国市場が回復する場面もあったが戻りは鈍く、トレンド的には下値切り下げ相場になりました。


 また、マザーズ市場においては、6月30日に先物主導で大きく下げ、午後には戻る動きを示しましたが、この日から売り方の仕掛けもあったようです。そして、7月2日朝から「4563・アンジェス」を叩き売り動きを示し、それに伴いバイオ株が総崩れし、指数は大きく下落、ほぼ全面安で終了しました。

 この日に下げ幅は50ポイント弱。4.96%の下落でした。

 アンジェスは指数に最も連動する銘柄で、マザーズ市場が上昇する時もこの銘柄がリード役になっていました。また、IPO代表銘柄「4480・メドレー」なども軒並み売られたことで下げ幅を拡大しました。

 また、相場が低迷する時には、ダウ理論で語られるように、ぼろ株が乱舞し、株式市場が調整をする時は寄り天井を形成した時から動き始めるとあります。 列挙しますが「9973・小僧寿し」「7610テイツー」「8783・GFA」「6731・ピクセラ」「5940・不二サッシ」など回転売買で盛り上がっていました。
 そして、今日も「1757・クレア」が高値を更新、また「9424・日本通信」ここ連日微妙な動きを演じながらも出来高が増加中とお仕事をしているようです。


 このような状況は株式市場が悪化への道に入ったと言えるようでから静観する時期だと思います。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 強気派が増加




 実体経済を無視して上昇している株式市場だが、強気派が増えているようです。
 米国市場を始め、東京市場においてもV字型回復への期待が高く、株価はここ2,3カ月で急上昇し、やっと高値警戒感も出始めたようです。しかし、米国のナスダック市場は、最高値を更新して多少下げたものの、ダウ平均やS&P500とは違って依然と堅調に推移しています。

 ここ4月の経済指標は最悪であったものの、今月発表された雇用統計は市場予想を大幅に上回る結果になるなど、6月に入ってからの各経済指標は悪いものではなく、大規模な財政出動やFRBによる景気下支えの為に2度に渡る大幅な利下げ政策、及び、市場に大規模資金投入してきたことで、株式市場は「回復期待」だけをテーマにして買い優勢の株式市場が作られました。

 しかし、この株式市場の上昇は過度の期待感だけで、実体を無視した動きで、上昇する度に、売り方が攻勢をかけていましたが、その売り物を買い方が吸収し、その結果、需給関係がひっ迫してさらに株価の上昇を促したようです。


 この動きは東京市場でも見られたことで、3月大きく株式市場が崩れた時に「日銀」や「GPIF」が買い向かい、3月20日過ぎから急速な上昇を示し、その上昇に対して「売り方」が台頭しましたが、米国同様に売り方が敗北、この月曜日に日経平均は1000円超の上昇を示現しました。
 やっと、高値警戒感を感じる株式市場になってきましたが、米国の株式ミューチュアルファンドにこの6月の一週までに204億ドルの資金流入がありました。ファンドマネジャーはベンチマークを上回る運用成績を残さなければならず、市場に参加する必要があります。
 東京市場でもTOPIXの上昇率よりも運用成績を上げなければならないファンドが多く、この6月になって弱気派であった投資家が強気派に変わってきました。5月までは33%程度でしたが、今は50%超になっています。

 強気派が増えつつあるようです。


 しかし、この傾向を米国の著名な大口投資家はリスクとリターンのバランスがひどく悪いと発言し、V字回復への期待は「幻想」だ、とコメントもありました。このコメントが売り方の根拠にもなっていると思います。

 ただ、株式市場は企業業績が基本であり、7月からの決算発表シーズンがポイントになると見ています。その為にこの6月、7月初めが株式市場の大きく変化する時期と考えています。
 今、強気派が多くなったことで、需給関係も変化すると考えられます。戻り相場にもそろそろ調整局面も始まるだろうと予想しています。

 ここ活躍している新興市場のジャスダックやマザーズも物色が活況過ぎる面もあります。また、低迷していた銘柄も物色対象になっており、全面的な嵩上げ相場が来ているようです。


 そして、低位株が物色され始めていることも、ちょっと警戒したい思う所ですが、しかしながら、マザーズ市場は「アンジェス、メドレー」などのバイオ、IPO銘柄が強いうちは続くと見ております。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 経験則が通用しない相場






 今回の戻り相場は、あらゆる面で歴史的に見て経験則が通用しない相場のようです。

 外資系ファンド運用者の多くが、過去の外部的な原因で株式市場が大きく下落した時に、どの程度の期間、また、どの程度の反発があったかを検証した結果、今回のように短期間でこれだけの上昇を演じた相場はないと語っていました。
 私自身株式投資を始めて37年になりますが、これだけ大きく下落して、この早い期間でこれだけの戻りを演じた相場は経験がありません。


 東京市場をはじめ、欧州・米国市場と先進国の株式市場は3月中旬底値から立ち上がり、この6月に入り、新型コロナウイルス前の水準にほぼ回復しています。米国市場、東京市場では40%前後の上昇を示現しました。
 金融当局者、政策担当者らの、金融緩和策や大規模財政出動と二つの大きなテコ入れで現実を無視して、政策による回復期待のみで買いが入った株式市場です。

 それに対して、冷静に現実社会を見つめた慎重な投資家により「空売り」が日毎に増加して、過去最高水準まで売りが積み上がってしまいました。今日現在も、買い方の優位相場になり買い攻勢が続いている株式市場です。


 ある、慎重派の外資系ファンド運用者も弱気から一転、買い手側に転じ、強気派になったのは先週のことです。弱気派の大半が買い戻し姿勢に変化しているとも言われ出しました。
 ここ直近の市場関係者のアンケートでも、慎重派が減り、強気派が多くなり、今の市場動向に沿った投資をしているとのアンケート結果が出たそうです。 強気になってしまっているようです。


 今の株式市場は、テクニカル面やファンダメンタルの面での予測を語ることはできず、上記した金融担当者や政策担当者の意に沿った行動を取っていくことが最適のようです。
 金融政策担当者にすれば、どのような形であれ、株式市場が好調であれば、時を経てから経済状況が改善され、景気回復も十分達成されるだろうと読んでいるようです。甘い考え方だとおもいますが、今はそれがベストだと言う事です。今は国策相場になっていると思っています。


 ただ、大きな危険を孕む賭けになっているとも見ています。
 外出規制など現状の経済状況とのギャップや、依然と感染者が毎日出ていることや米中関係の悪化、人権問題での抗議デモや、日本でも政権内の問題など、多難です。ちょっと冷静になった時に今の株式市場の状況は過度な行き過ぎもあるのではと感じます。

 日経平均の動きは上値を一瞬取ってもその後の上昇力が乏しく、さすがに利益を確定する動きが表面化してきました。


 株式市場を大局的に見る時が来た感じがします。注意深く、気を付けるべき状況です。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ マザーズ市場






 活況相場が続くマザーズ市場は年初来高値を示現し東証1部市場との格差が拡大。
 4月中旬のコラムから、今回で3度目になりますが、マザーズ市場のことを語らなければならない様です。


 マザーズ銘柄の鬼門であった決算発表を無事に通過しました。

 他の東証1部、2部市場、ジャスダック市場を置き去りにして年初来高値を示現しました。木曜日には昨年11月29日の戻り高値をも奪回して、力強い動きを演出しています。
 米国市場の動きを見習う東京市場にあって、マザーズ市場だけは、今までとは違い独自の動きを示しています。米国市場が下落し、東証1部市場が売られてもこの市場だけは、別な生き物のように真逆な動きを演じていて、それも強い動きを示しています。

 5月に入ってからのマザーズ市場の動きは4月6日から上昇が始まり、5月21日までの間で下げた日は5日のみ、下げ幅も83.34ポイントです。上げ幅はと言えば334.07ポイントでその上昇率は世界のどこの指数よりも大きく戻っています。
 そのような戻り相場を演じているマザーズ市場ではあるが、まったく過熱感を感じません。

 普通であれば、連日出来高も伴い上昇している訳で過熱感があっても不思議でないが、市場内の物色範囲がある程度限定されており、循環物色が上手く功を奏している様です。

 前のコラムでも語ったことですが、はじめに「テレワーク関連の情報通信銘柄」、そして「IPO銘柄」を物色し、その後、新型コロナウイルスに絡み「バイオ関連」を物色されていました。この流れが循環し無理ない動きを演じています。
 IPO銘柄でも直近上場銘柄を1番目、そして、直近銘柄よりも先に上場していた銘柄を2番目に物色し、また、それよりも先に上場していた銘柄を3番目という順番です。バイオ銘柄も「アンジェス」の次に価格水準の高い銘柄順を物色しているようです。
 指数は上昇しますが、その市場内の動きは全面高ではなく、きちんと仕切られた銘柄を順々に物色し過熱感を感じさせない相場を演出しています。

 また、他の市場とは違いマザーズ市場の参加者は機関投資家と言われる投資信託や金融機関が買い越しになっていて、一方で外国人投資家達は売り越しにはなっているが金額ベースでは大きい金額にはなっていません。個人投資家は毎週売り・買い越しが交互になっていて均衡がとれた感じで売買されています。


 今後もマザーズ市場はトレンド・需給関係から見ても継続してウォッチしたい市場であると思います。

 マザーズ市場が天井圏に入るとすれば、出遅れ銘柄がなくなり、超低位銘柄物色が始まる時です。また、相場の中心銘柄が下落する時です。今回であれば「アンジェス」が下落する時になるでしょう。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)



JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 新しい投資家の誕生






 この連休中の日経新聞での報道で「新入り個人」との見出しで、新人投資家の出現が大きく存在感を示し、今年の株価暴落時、新規の投資家が参入してきたと記事がありました。特に年代別では20歳代〜30歳代の伸び率が顕著であったとのことです。

 本年2月に比べて3月は50%増加、4月もほぼ同等な増加を示していたようです。これら個人投資家は下値で買い、今回の戻り相場において利益を享受し、さらに積極的な行動が続いています。

 マザーズ市場は個人投資家中心の市場でもあり、値動きが大きく、これら「新人投資家」の参入が目立っておりました。そして、東証1部市場、2市場に比べて大きな戻りを演じ、すでに2月26日の水準まで回復、市場全体出来
高も連日1億株超の商いが続く相場になっています。


 特に、今までにない動きを演じているのが、「アンジェス・4563」です。
 今までにも何度か仕手化した動きを演じてきましたが、今回のような大相場になっていません。まさに、この新入り個人投資家の参入がこのような相場を作り出したと思われます。

 そして、この銘柄の材料に絡む銘柄や思惑で、軒並み大きく上昇したのが「ヒューマン・メトボ・6090」「アイロム・2372」「フューチャー・4722」など。また、新興市場の「バイオ株」への物色も活発になっていま
す。


 株式市場が低迷から立ち直る時には、必ず新しい投資家と相場の先を見ることが出来る資産の大きい投資家の出現が必要条件です。
 かの1987年ブラックマンデー以降、東京市場が大きく上昇した時にも「新人類」と言われた20歳代の証券ディーラーの活躍がありました。そのやり方は100万株単位で売買をしていました。無論、超大型株が対象でしたが、今までの常識を破るトレードーをしていました。

 今回のマザーズ市場においても4月初めからは「IPO」銘柄を果敢に買い続け、上場後低迷していた銘柄を2倍、3倍高と引き上げ、そして、今は「アンジェス」を中心にバイオ銘柄が活況になっています。マザーズ市場は多くのストップ高銘柄が示現しています。

 これら、新人投資家の活躍は大きな相場の始まりにもなる可能性もあります。
 今後の動向は注目していきたいと思います。

 マザーズ市場をはじめ小型株銘柄の動きをしっかりウォッチしていきたいところです。


 「IPO銘柄・メドレーが中心」「バイオ銘柄・アンジェスが中心」そして次は、ゲームか?テレワークか?5Gか?想像を働かせて動きを見守りたいですね。
 無論中心になる銘柄は出来高を伴い上昇する銘柄です。

 11日から強く動く銘柄を注意深く考察したいと思います。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)

JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




大魔神のアンテナ 2つの流れ




 方向感が見えない相場の中に、2つの流れがある様です。


 3月19日、日経平均が16358、19円を底値に戻り歩調を続けています。
 4月17日には19922、07円まで回復しました。ほぼ1カ月の値幅にして3500円超の戻りを演じました。下落する際も2月21日から急落が始まり、1か月程度で23378円から7000円超下落し、ほぼ下げ幅の半値戻りを演じました。
 そのような戻りを演じた株価は、底値から回復基調になっていますが、この4月の新年度入りから東証1部の売買高は日々低調な状況が続いています。

 日銀が今まで以上の金額を株式市場に投じ、3月に2000億円のETF買い入れが始まり、その後、4月からは1200億円超の買いを続けています(その前までは750億円超の介入額が膨らんでいました)。
 その理由は市場の安定化もあるが、日銀自身の買いコストが下回る状況になり、買い入れをしなければならなくなったことのようです。従来ならば、新年度入りをしたことで、機関投資家が新たに買いポジションを作る時期であるにも関わらず、大手機関投資家は様子見の姿勢が続いています。
 唯一、信託銀行、GPIFなどは多少の買い越しでした。外国人投資家の姿勢も4月初めは543億円の買い越し、先週は3019億円の売り越しで、売り越し額が大きくなっていました。戻ったものの主体性がある投資家が不在で、ただ、日本銀行が支えているだけの相場になっている状況です。
 その為「米国株式市場」の動きに沿った展開が続いています。
 相変わらず寂しい株式市場です。


 しかし、その中で日銀が介入しない市場「マザーズ」には個人投資家中心にリスクオンの動きが続き、直近は日々1億株超の売買高になっています。今週初めまではIPO銘柄が主役でした。今では「バイオ」銘柄が中心的な役割を示しています。

 上場後下げ続けていた「DELTA・4598」が3日間ストップ高を演じたり、「アンジェス・4563」が四桁相場になったりと活況な動きを呈しています。
 このマザーズ市場3月13日に1部市場より早く底値を形成し、その後は下値を切り上げつつ3月初めの水準まで戻しています。1部市場とは違い売買高を伴っての戻り相場を演じていて一歩リードしているようです。

 ただ、何度か指摘してきましたが「マザーズ市場」の鬼門は決算発表。それが目の前に来ています。ちょっと気掛かりな時期になりました。

 今、バイオ株が物色されるのも、「バイオ」銘柄には決算発表が足枷にならない、ある意味、会社の内容が慢性的に赤字体質になっているのは当たり前と投資家の中では織り込み済みだからです。
 しかし、IPO銘柄はやはり決算内容が気になります。その為、今後は「バイオ」銘柄含め、ちょっと材料性が強い銘柄(低位株も含む)などへの物色傾向もでると見ております。
 1部市場はこれから本格的な決算発表、今期業績予想を発表できない銘柄も多く出るでしょう。その為、評価することが難しくなり動きづらい状況になるのではと予想します。

 そのようなことから、5月連休を前にして手仕舞い・処分売りなどで市場が重くなると考えています。また、決算シーズン真っ盛りですが、5月連休明けが重要なポイントになると考えています。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。)


JUGEMテーマ:株・投資



JUGEMテーマ:社会の出来事




calendar
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>
selected entries
mag2year2016_0000020640_asset-stock_200x200.png mag2year2016_0000020640_asset-stock_200x200.png
twitter
twetter
okuchika
購読無料! 億の近道メルマガ申込はこちらから!
億近申込バナー
まだ登録していない方はこちらからどうぞ!週5回無料で届きます。
億近執筆陣の本
億近本
億近執筆陣の書籍/DVDをご紹介。億の近道コラムのエッセンスをぜひ。
海外投資実践入門DVD

「中東・インド・ベトナム・香港 海外投資実践入門DVD」
2012/4/7に東京銀座で開催されたセミナーDVDです。他では聞けない情報満載!
石川臨太郎有料メルマガの特別研究版!
元火曜日執筆者、故石川臨太郎氏の"研究"メルマガ全12回分をイッキ読み出来ます。 著名エコノミスト村田雅志氏による分かりやすい分析が好評です。 詳細は以下のページを参照下さい。
 
categories
archives
recent comment
  • 情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 東北特殊鋼(5484)
    内燃機関関係 (01/20)
  • 1981年2月2日 愛知県立春日井高校:コーヒー牛乳の青春。(天国の幸宏へ捧げる)part 2
    ■ (08/19)
  • 1981年2月2日 愛知県立春日井高校:コーヒー牛乳の青春。(天国の幸宏へ捧げる)part 2
    内藤朝雄 (10/12)
  • 情熱投資家、相川伸夫が語る注目銘柄 特殊電極(3437)
    reformer21 (06/15)
  • 公立中学校という選択:区立から難関大学へ その6
    m (05/01)
  • 公立中学校という選択:区立から難関大学へ
    m (03/30)
  • アンジェスMG(4563)の相場シナリオ
    暇潰亭 (10/01)
  • 日本でトップクラスの低PER銘柄
    kkk (02/19)
  • 粘り強くつきあっていれば億の資産ができる
    億の近道 (12/04)
  • 粘り強くつきあっていれば億の資産ができる
    せーねん (12/04)
links
mag2year2016_0000020640_asset-stock_240x65.png メルマガ大賞2008ノミネートバナー
profile
search this site.
others
mobile
qrcode
powered
無料ブログ作成サービス JUGEM