キャッシュフローゲームを子供とやりましょう




 億近読者の皆様こんにちは。

 お金の教育に特化したFP、遠藤功二です。


 私は、小学生になったら家庭でお金の教育を行うことを推奨しています。
 前回の寄稿では、子供がゲーム依存ばかりしていると親は不安になる、というお話しをしました。

 今回取り上げるのゲームはボードゲームです。


 現在金融経済教育のためのボードゲームは複数存在します。

 ボードゲームの中でも有名なのが、ロバートキヨサキ氏が考案したキャッシュフローゲームです。

 億近読者の皆様であれてば、キャッシュフローゲームをやったことがある、もしくは聞いたことはある、という方は多いのではないでしょうか。


 キャッシュフローゲームは、「支出以上の不労所得を確保したら勝ち」というゲームです。

 不労所得とは不動産の賃料や株の配当のことです。

 現金を持っていても不労所得は生まれません。だから、現金はこのゲームでは得点になりません。このあたりは、流石「金持ち父さん貧乏父さん」を書かれたロバートキヨサキ氏のこだわりだと感じます。

 日本で流行った「人生ゲーム」の場合、お金を多く持っている人が勝ちです。

 それと比較するとキャッシュフローゲームは、金融教育のコンテンツとしては、投資大国アメリカらしい商品だと言えます。


●キャッシュフローゲームにはキッズ用もある

 大人向けのキャッシュフローゲームは有名ですが、実はキャッシュフローゲームには、キャッシュフローゲームフォーキッズという子供用があります。
 amazonページ ⇒ https://amzn.to/30Wbhaf


 ルールは同じで、「支出を上回る不労所得を得たら勝ち」というゲームです。

 子供用は対象年齢6歳以上となっており、
「収入が多い人がチャンスを掴める。」、「支出は悪」、「投資が善」
という非常にシンプルでわかりやすい構成になっています。


●日本人が学ぶべきはキャッシュフローゲームフォーキッズ

 大人向けのキャッシュフローゲームは、借金をしてでもどんどん投資をした人が結果的に勝つ場合があります。投資のタイミングも重要ですが、基本的には攻めた方がチャンスが巡ってきやすくなっています。
 私自身、ゲーム大会に出た時に試しに最高にアグレッシブに攻めたら初心者なのに勝つことができたのを覚えています。

 ゲームに乗せられて、勉強不足のうちに借金をして不動産投資を初めてしまうのは危険です。

 しかし、子供用のキャッシュフローゲームの場合、「借金」という概念がありません。

 プレーヤーは現金の範囲でしか投資物件を買うことができません。
 この部分が日本人向きだと言えます。

「借金をしてでも投資せよ。」

 この理論は、アメリカのような不動産が上昇トレンドに乗っている市場では通用します。
 または、日本でも不動産相場をよく勉強している人であれば、借金をして不動産投資をしても問題ないでしょう。

 しかし、日本では
「ワンルームマンションで失敗した。」
「アパートを建てたのに、サブリースで収支のマイナスが続いている。」
という失敗談が後を立ちません。

 不動産営業マンがする

「年金の足しにするために資産形成を。」

というトークは正しいのですが、物件が割高では投資はうまくいきません。

 多少割高な物件を買っても、もしくは多少空室が出ても耐えられるのは、収入が多い人たちです。


 不動産に詳しくない人が、勧誘に乗せられて

「収入が少ないから不動産投資で一獲千金を。」

と考えるのは危険です。

 「まずは、チャンスを掴むために収入を増やす。リスクを取るために収入を増やす。」

ということが学べるという点で、キャッシュフローゲームフォーキッズは、お子様とやるにはお勧めのゲームです。


「投資は、財をなすために大事だけど、収入が高くないと始まらない。今は勉強を頑張る時だ。」

ということをロバートキヨサキは子供たちに教えたいのではないでしょうか。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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一日中ゲームばかりしていてはいけない理由




 億近読者の皆様こんにちは。

 お金の教育に特化したFP、遠藤功二です。


 私は、小学生になったら家庭でお金の教育を行うことを推奨しています。
 今回は、お金の教育は世にある罠から身を守るというお話をさせて頂きます。


 皆様、子供がゲームばかりしていると不安になることはありませんか。

 うちは、単純に目が悪くなるからゲームの時間を決めています。

 しかし、ゲームに対する考え方は、親によってかなり違いがあると感じています。

 ゲームに寛容な親御様は、
 「子供のうちは好きなことを思い切りさせてあげたい。」
 「ゲームも頭脳が鍛えられる。」
 「ゲームをしてないと友達と話が合わない。」
 「親自身もゲームが好きだ。」

という方が多いのではないでしょうか。

 一方、ゲーム依存症や1日中引きこもってゲームをしている情緒不安定な子のエピソードなどを聞くと親としては、不安になるのも自然です。

 子供の意思を尊重したいという想いはあっても、どうしても親というものは、子供が家で引きこもってゲームをしているより、外で元気よく遊んでいる姿を望んでしまうものです。


 実は、お金の勉強は、子供をそういった依存から守る効果もあります。


●自制の精神が鍛えられる


 お金の教育の基本は「貯金」です。

 好きなものを買うためには、我慢して貯金をしなければいけません。

 今日の駄菓子より、1ヶ月後、3ヶ月後を見据えて自制をする必要があります。
 そうでなければ、夏休みに映画を見にいくこともできません。

 このように、「今」より「未来」を優先する考え方は、投資の基本です。

 短期トレードで1000円稼ぐより、10年で10倍を目指したいものです。

 老後資産のための積立も考え方は同じです。
 今、1ヶ月1万円を飲み代に使うのであれば、その1万円をイデコに入れるだけで少しは老後の安心につながります。


 お金の教育は、「今」より「未来」を優先させます。


 今は子供たちは、ゲームに夢中かもしれません。

 しかし、お金の教育を行うことで、

「人生は貯金と同じだよ。我慢を続けると大きなことができるんだよ。」

と教えていくことができます。

 そのような未来優先の考え方をコツコツ伝えていけば、人生のどこかのステージで、楽と苦労、得と損を選ぶ瞬間に、「未来に繋がる方を選ぶ。」という選択ができるようになるのではないでしょうか。


●提供側の立場がわかる


 お金の教育を続けていくことで、最大のメリットがビジネス目線を教えられることです。

 ビジネス目線は、ゲーム依存などの世に潜むワナから身を守ります。

 依存症から身を守るためには、自分が依存をさせる側、つまり物やサービスを提供する側に回ることが大切です。

 ゲームであれば、自分がゲームを作る側です。
 ユーザーが夢中になるゲームを作るということです。

 言葉が悪いですが、自分が罠を仕掛ける側に回れば、自ずとどこに罠があるかわかってくるものです。

 私はずっと金融の営業をやってきたので、「いい加減な営業トーク」は聞けばわかります。

 例えば、「日経リンク債」を販売するときは、

「日経平均が4割も落ちたら日本は終わりですよ。ありえません。」

といったことを言う営業マンがいますが、私自身、証券会社の若手の時にこのようなことを言って販売していましたので、いかにこのトークが勉強不足のものかわかっています。

 しかし、経験や知識がないお客様は、「そうだよね、ありえないよね。」と言って買ってしまうのです。

 このような提供側の目線は、業種が変わっても役立ちます。
 やましい商品ほど、やましくない理由を並べ立てます。

 お金の教育を行うとお金をもらう側の立場を学べます。
 ゲームに夢中になりお金を払う側ではなく人を夢中にさせる、お金をもらう側に視点を置くことができます。


 お金の教育を行っていると、子供と買い物に行った時に多くのことを教えられます。

 先日も子供と一緒にコーヒー豆を買いに行った際、
「なんでコーヒーのお店に他のものがいっぱい売っているの?」
と聞かれました。

 私は、
「コーヒーを買いにきた人が甘いものを欲しくなって買ったり、ついでにお酒を買っておつまみも買ってしまうように作戦を立てているんだよ。」
と伝えました。

 もちろん、お店側はお客さんに喜んでもらうため、という大前提がありますが、ビジネスですから、客単価をあげるために様々なものを揃えるのは鉄則です。

 わかっていても引っかかることはあります。

 私自身、スーパーの店頭にアンチョビが売っていて、ついアンチョビパスタを作りたいと思い買ってしまいました。


●ゲームばかりしていてはいけない理由


 ゲームばかりしていた子が、急にやりたいことを見つけて東大に入った、というエピソードはあります。

 しかし私は多少の息抜きのためなら問題ないとは思いますが、一日中ゲームをすることは反対です。

 その先には、継続課金やパチンコ依存症のようなお金をドブに捨てる罠が待っているからです。

 東大に入っても依存症が抜けないと、まずいことになるかもしれません。

 私は子供に、皆が夢中になるゲームを作る側になろうよ、と言い続けます。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
web:https://fpkun.com
メッセージ:koji.endo@fpkun.com


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)



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子供と一緒に企業選びの目を養う方法




 億近読者の皆様こんにちは。
 お金の教育に特化したFP、遠藤功二です。

 私は、小学生になったら家庭でお金の教育を行うことを推奨しています。


 私の家庭では、7歳の長男にカフェの経営をしてもらってます。
 共同経営者兼資金の出資者は私です。

 小さなお店を経営する経験は、お金が増える原理や経済の仕組みを学ぶには最適です。

 今回は、私が子供と行っている家庭内カフェ経営体験の中で、新たな発見をしたことを、読者の方々に共有します。


●家庭内カフェ体験の壁


 家庭内カフェ体験と言っても客は家族や親戚くらいしかいません。

 最初はコーヒーやカフェオレを作ることが楽しかった長男も同じことの繰り返しでは流石に飽きてきました。

 それでも、お客(親)が喜んでコーヒーを飲んでくれることと、お店のお金が増えていくことの面白さで、何とか継続していましたが、共同経営者の私としては

「そろそろ何か変化をつけないと継続できないな。」

と危機感を感じていました。


●コーヒーゼリーの発想


 そのように考えていたある日、長男から

「メニューにコーヒーゼリーを増やそうか。」

と提案がありました。

 私は、なるほど、と思いました。

 確かにコーヒーゼリーであれば、私も食べたいし、子供にとっては良い科学の勉強になりそうなので、賛成しました。

 しかも長男は、

「コーヒーゼリーは甘い方が良いか、苦い方が良いか。クリームはいるか。」

などとヒアリングをしてきました。

 大人でも自分よがりの商品やサービスを作ってしまうことは良くあります。

 長男がコーヒーゼリーにプリンを乗っけるというような発想をしなくて助かりました。

 家庭内経営体験は、市場調査をする力も自然に身につきます。


●そういえばスターバックスも


 そういえば、スタバに行くといつも期間限定商品が売られています。

 ずっと代わり映えしないメニューでは、客も従業員も飽きてしまいます。
 スタバもそういった点をしっかり抑えているのでしょう。

 子供と家庭内経営体験をすると、投資先企業を見定める目も養われます。


●いつもと違う目線での買い物


 ところで、新しいメニューを増やす場合、仕入れが必要になります。

 子供と一緒に行う仕入れ体験は大人にとっても学びになります。

 例えば、私のようなおじさんは普段スーパーでゼリーの素の棚を見ることはありません。

 ただ、実際にスーパーのゼリーの素を売っている棚を見てみると、フルーツの缶詰のなどのコーナーもすぐ近くに設けられており、追加購入を促すように作れられています。


 このような「ついで買い」の発想は、商売の定石です。

 スマホが売れればアプリが売れることは言うまでもありません。

 リモートワークでパソコンを使う人が増えれば、ディスプレイなどの周辺機器の需要も増えます。

 新築住宅に引っ越す際には、家具や家電を新しくする人は多いでしょう。

 旅行が増えれば、お出かけ用の服も売れるかもしれません。

 ポテトチップスを食べればビールを飲みたくなります。
 これは逆でしょうか。ビールからポテチの方が、一般的かもしれません。


「どういう順序で何を売るか。」
「どうやって今売れているものの流れに乗っかるか。」
「このようなことをうまく考えてビジネスを成功させている企業はあるのか。」

 子供とゼリーの素を買いに行くだけの何気ない活動が、投資のための気づきを与えてくれます。


 今年の後半はどのような需要が生まれるのか、その需要に乗っかれるビジネスは何なのか、そろそろ人と接する機会を増やして調査していきたいものです。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
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メルマガ:https://mailseminar.fpkun.com/
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財政健全化のための投資教育




 億近読者の皆様こんにちは。

 お金教育に特化したFP、遠藤功二です。


 私は、小学生になったら家庭で投資教育を行っていくことを推奨しています。

 日銀や金融庁が共同作成した金融リテラシーマップではお金の教育が推奨されています。

(出典)知るぽると 金融リテラシーマップ 
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy/

 金融リテラシーマップでは、

必要なものと欲しいものを分ける。
仕事をして貯蓄の習慣をつける。

 小学生にもこのようなことを求めています。

 実は、大人にとっては当たり前のこの習慣は、投資教育を行うことで簡単に習慣化することができます。


●投資教育がもたらす効果

 投資教育を行うことで、自然と必要なものと欲しいものを分けることができるようになります。
 また、「増える」と言う前提があれば貯蓄習慣にも身が入ります。

 例えば、私が推奨する家庭内の起業体験をすると、子供は投資として材料の仕入れをするので「必要なもの」を買う体験ができます。
 お店のお金で欲しいものは買えません。

 また、お店のお金は投資に使えば増えるという経験があると、子供が売上のうちの事業主の取り分をあえて少なめにし、投資できるお金を残すという判断をします。

 子供には「無駄遣いをするな」と何度もお説教をするよりも、投資教育をしてしまうことが最も効果的です。

 もし学校教育で投資の原理をしっかり教えていれば、日本に元本払い戻し金である「特別分配金」の文化は生まれなかったでしょう。
 赤字分配を出し続けることは投資ではないですし、信じて託してくれた投資家に対する裏切り行為だからです。
 分配金は「投資信託」の名に相応しくない行為ということです。


●投資教育によって税収増も期待できる

 私は投資教育を日本の必修科目にすべきだと考えています。
 日本に投資教育が必要な最大の理由は、財政問題です。

 税収増に繋げるために最も効果的な方法は、平均所得を上げることです。
 所得が上がれば、所得税収が増えるばかりか消費税を上げてもマイナスインパクトを吸収しやすくなります。

 しかし、日本人の一世帯あたりの平均所得は、1995年から2015年の20年で100万円以上減少しています。

 教育投資は、うまくいっていないと言わざるを得ません。

 日本よりGDPが巨大なアメリカや中国では、サイドビジネスが当たり前なのに、日本では、未だに社則を恐れて多くの会社員が個人事業1つ持てません。

 事業は投資と回収の連続です。

 学校教育で教われないばかりか、日本人は社会人になってからも投資を学ぶ機会が不足してしまっています。

 日本全体の投資の知性はなかなか底上げされません。


●新しい学習指導要領を生かすために投資教育が必要

 登校自粛であまり話題に上がっていませんが、小学校では2020年4月から新学習指導要領が開始されています。

 新学指導要領では、語学力、プログラミング教育、対話力などの現代人に必要な能力が重視されています。

 しかし、これらの能力が花咲き、国民の所得を上げていくためには

「どうやったらお金を増やせるのか」

という投資教育が欠かせません。

「AIの時代だからプログラミングだよね。」
「プログラミングができればどこか就職できるよね。」

と言う程度ではなく、

「アプリを作って億の金額で事業売却を目論む」
とか
「学生のバイト代だけでファンドを立ち上げて事業を起こす」

くらいのことを、学校の教育現場で体験できても良いのではないか、と私は思います。


 投資の原理を理解した金融の知性の高い人たちが日本のリーダーになれば、教育が変わり、所得が変わり、財政が変わると私は考えています。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
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家でおもちゃのお金は使わない




 億近読者の皆様こんにちは。

 お金教育に特化したFP、遠藤功二です。


 緊急事態宣言が明け、電車の中も大分人が増えてきました。
 この数ヶ月、感染防止のために多くの方が自宅待機、在宅勤務を強いられたと思います。

 職種によっては、在宅勤務といっても仕事はなく、実質休暇と同じ生活だったという人もいらっしゃるようです。
 仕事がなくても給与や休業補償が振り込まれるのは安心する一方、自力でお金を稼ぐ力の大切さに気づいた方も多いのではないでしょうか。


 私自身も、今回の新型コロナの騒動で、子供には、自分でお金を稼ぐ力を持って欲しいと思いました。

 以前のメルマガで、私は、子供にお金の稼ぎ方を教えるために、家の中のお仕事をしたらお小遣いをあげる、という方法を推奨させていただきました。

 このような私の考え方を申し上げると、

「家の仕事にお金を払うのはいかがなものか。」

という反論も受けすることもあります。

 また、「お金をあげないとお手伝いを全くしなくなったらどうしよう。」

このような迷いが生じる方もいらっしゃいます。


 そのような方のために、今回は私が子供にお仕事をしたら現金を与えている理由をお話ししていきます。


■おもちゃのお金を使ってはいけない理由

 まず、お手伝いにお小遣いをあげるのをためらう場合、「おもちゃのお金」をあげるという方法があります。

 実際に、家庭内でのみ通用するお金を、金融教育教材として発信している事業者もいらっしゃいます。

 ただ、私は、これは反対です。

 なぜかというと、家の中のお仕事に対しおもちゃのお金をあげる行為は、子供に対し失礼な行為だと感じるからです。

 私は、子供が家の中でお仕事をする場合、完璧を求めます。

 私の家庭では、子供がベッドメイキングをしてくれるのですが、私より上手になってしまいました。

 その完璧な仕事に対し、おもちゃのお金をあげるなんて、ホテルのサービスマンの方に同じことをしたら、とんでもない非礼なことです。

 また、「子供だからおもちゃのお金で良いだろう」と考えることは、子供を下に見ていることの現れです。会社で功労賞として、よくわからないポイントを渡されたら、逆に憤慨します。

 そのような「下に見る態度」は子供にも伝わってしまいます。
 信頼関係に影響します。


 ここで余談です。
 以前、私が家庭内で債券を発行することを子供に提案しようと思い、手書きの債券を作成し、

「この債券、満期に2倍になるけどこの債券に投資する?」
と聞いたら、
「そんな偽物の券いらない。」
と言われました。

 子供は、大人が思っている以上に本質を見定める目があります。
 裸の王様のお話でも子供が、本質を見抜きました。

 私はおもちゃのお金でお金の学習をすることは反対です。
 子供は騙されてくれません。また、騙される子に育ててはいけません。
(モノポリーのように「遊び」と割り切っているものは大賛成です。)


■家族の仕事を無償にしない理由

「家事は家族の仕事なのだから、お手伝いにお金を渡すのはおかしい。」
このご意見については、私は半分賛成です。

 しかし、私は、子供の仕事にお金を渡します。

 なぜかというと、家事は親の仕事だと思っているからです。
 子供の仕事は、遊びと勉強です。

 家を会社に例えるなら、社員が気持ちよく働ける職場を作るのが社長の務めです。
 家庭の社長は親です。

 多くの方に尊敬される社長は、朝早く会社に来て、掃除をしたりします。
 偉そうにするのが社長の仕事ではないとわかっているからです。

 しかし、次のようなことが起きたらどうしますか。

 もし、社長が朝早く掃除をしている中、若手社員が心を打たれ、
「僕が朝早く来て掃除しますから、社長はもっと大事な仕事をしてください。」
と言って、掃除を引き受けてくれたら。

 えこひいきになるようで気が引けますが、私なら掃除の時間も給与に計算してあげます。

 もしそれで、他の社員から「ずるい」という話が出るなら、みんなで朝早く掃除をすれば良いわけです(もちろん掃除の時間から時給発生です)。

 一方、若手社員が朝早く会社に来て、資格勉強の自習をしていても時給を渡す必要はありません。それは、自分のための行為だからです。

 子供がどんなに勉強を頑張っても、私はお小遣いとは結び付けません。
(ご褒美で焼肉に行くなどはありだと思っています。)


■家事は本来親の仕事。

 子供が行うお手伝いは、親の仕事の代行。
と考えれば、お手伝いにお小遣いが発生しないと、私はサービス残業を強いるブラック企業の社長になってしまいます。


 余談ですが、大人の世界では、先ほど例に出した若手社員のような行為を、純粋なように魅せて行う人を「したたか」と言います。
 人の気持ちを理解できなければ、「したたか」になることすらできません。

 私は、したたかは、賛成派です。
 辞書で「したたか」を調べると意外な意味があります。

 私は、子供に純粋なまま、したたかになって欲しいと思っています。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

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 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
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家庭内起業で得られるもの




 億近読者の皆様こんにちは。

 お金教育に特化したFP、遠藤功二です。


 新型コロナの影響により、2020年5月中旬現在、東京都内の小学校では、自宅学習が続いています。

 親が忙しいと、どうしても子供にYoutubeやゲームを与えてしまい、「これでいいのだろうか?」と疑問を持たれている方も多いのではないでしょうか。

 また、教育に情熱をお持ちの親御様ほど、

「学校や塾の宿題だけでは学びが足りないのでは?」
「もっと、外に出て様々な体験をさせてあげたい。」
「勉強以外のことを子供たちに学ばせたい。」

と「教養」についても悩まれているのではないでしょうか。

 家の中でできることは限られている中で、自宅でも手軽に取り組める学習方法として、私がお勧めしたいものが、「家庭内起業」です。


■家庭内起業とは


 家庭内起業とは、家でビジネスを行うことです。

 具体的にお勧めなのがカフェ経営です。
 お子様に、お茶やコーヒーを作ってもらい、家庭内で100円で販売してもらいます。

 親がお客さんになるので、サービスに意見をします。
 例えば「このコーヒーは薄いね」とか、
「ずいぶん待たされた」などです。

 そうすると、子供は傷つくかと思いきや、タフな子はしっかり工夫して質を高めます。


■家庭内起業での発見


 家庭内起業をすると、普段のおうちのお手伝いとは違った発見があります。

 おうちのお手伝いは、なかなか継続が難しかったり、せっかくやってくれたことを親が意見すると、すねてしまう子もいます。

 しかし、家庭内起業でやることは、お手伝いではなくビジネスです。

 ビジネスの場となると、子供も案外素直になります。

 例えば、普段片付けができない子でも、
「仕事は片付けまでやって完了だよ。」と教えると、
仕事上の片付けは文句を言わずにやってくれたりします。


 子供も、スーパーやレストランで、仕事をしている人を見ています。
 「仕事はきっちり行うものである」ということがなんとなく理解できているのでしょう。

 だから、「これは仕事だよ。」と言うと、ピリッと緊張感を持って取り組むようです。


■家庭内起業で親が得られるもの


 家庭内起業をすると、親側が顧客や、管理者の立場になるので、新たな発見が得られます。

 例えば、先程述べた「コーヒーが薄い」のような事って、もしかしたら多くのお客さんが思っている事なのに、言わないだけのことなのかもしれません。
 大人の世界では、気が付かないうちにお客さんを失っているかもしれないわけです。

 また、片付けに関しても、オフィスの机が散らかっている人も少なくないのではないでしょうか。
 子供を指導する立場になって、自分に対して振り返りができることも少なくありません。

 また、子供は正直です。
 もしあなたの指導がパワハラなら、正直に反応を示します。
 大人のようにポーカーフェイスでスルーしてはくれません。


 子供に家庭内で何か1つビジネス興してもらうのは、親にとっても大変学びが多い取り組みとなります。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

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自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
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資本主義はお金が手品のように増えていく




 日本の金融教育のガイドライン、金融リテラシーマップでは、小学生の時に暮らしを通じてお金の様々な働き方を理解することを求めています。

(出典)知るぽると 金融リテラシーマップ
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy/


 ただ、「お金の働き方」についてどのように教えたら良いか分からないという方も多いのではないでしょうか。

 ご存知の通り、資本主義経済の中では、お金の役割は人の体で言うところの「血液」です。

 今回は、自宅でできる「お金の働き方=資本主義の中でのお金の血液としての役割」の教え方についてお伝えしていきます。


■資本主義はお金が手品のように増えていく


 「株式会社の仕組み」を伝えることは「資本主義経済の仕組み」を伝えることを意味します。

 新型コロナの影響でご自宅にお子様といる機会が多い方は、「会社ごっこ」をすることで、お金がどんどん増えていく資本主義の仕組みをお子様に教えてみてください。

 教えている大人の方も、資本主義が手品のようにお金を増やしていく様子に驚きます。


●会社ごっこ1:おもちゃを用意する

 まず会社の仕組みを教える際、子供が使っているおもちゃを手元に用意してください。

 例えば、ゲームが好きな子であればゲームソフトのパッケージとか、ミニカー、あるいはママゴトセットの食べ物のおもちゃなどがあると良いです。

 ここでぬいぐるみや人形は、これから行う「生産」のお話で夢を壊すような気がするので躊躇います。


●会社ごっこ2:実際の小銭を用意する

 2つ目に準備するツールは実際のお金です。
 ここで注意しなければならないのが、本当のお金を用意するということです。
 数字を言うだけでは、本当の理解に繋がりません。
 紙に書くだけでも、子供はピンときません。

 子供は触ったり見たりするのが好きなので、実際の現金を触らせてあげてください。
 あとで手を洗えば大丈夫です。


 ここで余談です。

 キャッシュレス決済や通信販売が当たり前になっている昨今では現金を見る機会は減っています。
 交通費ですら最近はPASMOやSuicaです。

 ご自宅で意識的にお金を見せてあげないと子供は本当にお金の形をあまり触らないまま成長していってしまうのではないでしょうか。


●会社ごっこ3:生産のためにお金を集める

 話を、会社ごっこの手順に戻します。

 おもちゃとお金が準備できたら、まず
「これから〇〇ちゃんがこのおもちゃをいっぱい作って売ったら、お金がいっぱいもらえるよね?」
という話を始めます。

 次に、車が好きな子であれば
「この車をいっぱい作るには鉄とかタイヤのゴムとか買ってくるのに、お金がいるよね?」
といった話や、
「このケーキを作るためには、クリームや卵がいるよね?」
という話をします。


 そして、
「お金が必要だから、パパやママ、おばあちゃんおじいちゃんが、〇〇ちゃんに100円を預けたとする。」
(本当に100円で車は作れないので、そこは説明をしてあげてください)

「〇〇ちゃんは、100円で車を作り、200円で車を誰かに売ったとする。」

「そうすると、〇〇ちゃんの手元には200円あるよね。」

「そしてこの増えた200円から10円ずつのお小遣いを、お金を出してくれたパパ、ママ、おばあちゃん、おじいちゃんに渡してあげようよ。」

「残りの160円でまた車を作って、今度は300円で売ったとするよね。」

という形で売買の数字と配当の数字を増やしていってください。
 ミニカーのおもちゃなど、数を増やしていけるおもちゃがあると、大量生産のお話に発展させることができます。

 〇〇ちゃんが取り扱うお金は500円、1,000円と増えていきます。

 出資者への配当は、当初の出資金額を超えていきます。

 お金がどんどん増えてみんなハッピーになります。

 〇〇ちゃんは手元資金が全くなかったのに、お金をどんどん増やせていることになります。
 実際に現金を触りながらこのお話をすると、大人側も手品をしている気分になります。

「あれ?お金増えてる。」
という気づきを得られます。

 人の体も最初は小さな細胞が、分裂を繰り返すことで大人の体になっていきます。細胞分裂には「血液」が必要です。お金は本当に経済もしくは会社の血液だと言えます。


 最後に、個人的なこだわりですが、こういった資本主義経済のお話をする時に重要なのはサービスや商品の「付加価値」だと思っています。

 例えば、「このおもちゃを80円で買ってきて100円で売るとするよね?」というお話だけでは、なぜ20円の価値が乗っているのかが説明できません。メルカリでもそこまでうまくはいきません。

 「80円でボロボロのおもちゃを買って、綺麗に直して100円で売る」とか、
「材料を80円で買って、組み立てて100円で売る」
といった付加価値が乗る工程を話すことが重要です。


 このようなお話をお子様にすることで、私たち大人自身も改めて投資とは何か、又は経営者や労働者としてステークホルダーから期待されていることは何か、ということに、立ち返ることができます。

 株式市場に上場している銘柄は、会社ごっこを現実の世界で大成功させているわけですから改めて尊敬します。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
web:https://fpkun.com
メルマガ:https://mailseminar.fpkun.com/
メッセージ:koji.endo@fpkun.com


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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お小遣い制は変化を楽しむ




 億近読者の皆様、こんにちは。
 お金の教育特化のFP、遠藤功二です。


「小学校がいつスタートになるの?」
「家庭学習にも限界がある」、

と思われている方に、家庭内でできるお金の学習の継続のコツをお伝えします。


 家にお子さんがいると、家のお手伝いをさせてお小遣いをあげる、ということをされている家庭も多いかと思います。
 しかし、意外にこのお小遣い制が継続しないと言う声も多く聞きます。

「管理がめんどくさくなった。」
「毎回子供にお金お金と言われるのが嫌でやめた」
「子供のモチベーションが続かない。」
などです。

 いわゆる三日坊主に陥るというものです。


■継続のコツ:変化を楽しむ


 お小遣い制を継続するには、親側が変化を楽しむしかありません。

 よく考えてみてください。

 大人である我々も、毎日同じ仕事、毎月固定給では仕事に飽きてしまいませんか?
 私は大手銀行で働いていましたが、毎日の繰り返しにかなりストレスを感じていました。

 子供も同じです。
 毎日同じでは飽きます。
 だから刺激を与えることが必要です。

 例えば、私の家庭では1回10円の仕事を、4月だけ特別に、1回50円に引き上げました。
 ただし、「親に言われる前に自分からやれたら」と言う条件付きです。
 能動的に動くことを促したかったからです。

 例えば「布団を敷く、布団を畳む」、という仕事の価格を上記の通り、条件付きで10円から50円に変えたところ、子供は率先してやるようになりました。
 しかも、旅館のように綺麗に毛布と布団を敷いてくれるので、大変気持ち良いものになりました。
 それなりの金額を提示すると、仕事の質がついてくるものなのだと、私自身学びになりました。


 そういえば、大人である我々も、ボーナスが伸びた時や昇給をした時は、モチベーションがアップしますよね。
 もちろん、子供にお金を渡す時は、成果を労うことを忘れてはいけません。


■「今話題の1人10万円」


 今話題の政府から1人10万円給付の件、家庭でお金の学習を管理していると、やるべきことが見えてきます。

 10万円という金額が、人生を変える金額ではないことは言うまでもありません。

「これでは足りない。」
「富裕層はいらないのでは?」
「何で10万円なの?」
様々な意見が出ます。

 ただ、10万円が小銭だと言う人は、日本にはいないでしょう。
 誰がどう見ても大金です。

 今日本人がすべきことは、「自粛」です。
 他国では、外出で罰金という厳罰主義に動いていますが、日本は、そこまで強制せず国民の判断に任せているという状況です。

「10万円約束するのだから、頼むから引きこもっていてくれ。」
「マスクを配るのだから、マスクしないで外には出ないでくれ。」

 このようなメッセージだと受け取れます。

 日本は「強制」ではなく、「報酬」という手段を選んだということです。

 お金をもらう側は、
「もらったし、そうするか。」
と判断するしかありません。

 10万円貰ったからといって、飲みに行ってしまっては本末転倒です。

 50円の賃上げでも子供は行動を変えます。
 10万円貰ったからには、大人しくしているしかありません。
「自分だけはいいだろう。」と思って油断してはいけません。

 私もやむをえず、スキップを決断した仕事もあります。
 その仕事の報酬は、確か10万円でした。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
web:https://fpkun.com
メルマガ:https://mailseminar.fpkun.com/
メッセージ:koji.endo@fpkun.com


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)

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トイレットペーパーの買い溜めは貧しい行為




 億近読者の皆様、こんにちは。
 お金の教育特化のFP、遠藤功二と申します。


 私は、家庭でできるお子様向けの金融教育の方法について、連載しております。

 以前のメルマガで、金融リテラシーマップでは、小学生の時に、必要なもの(ニーズ)と欲しいもの(ウォンツ)を区別する力を身につけることを求めている、と書きました。

(参考)知るぽると 金融リテラシーマップ
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy/


 欲しいものに際限なく浪費していると、貧しくなってしまうことは言うまでもありません。

 コロナウィルスによる、マスク不足やトイレットペーパー不足(特に関東圏)は正に「欲しいもの」とは何かを問題提起してくれました。


■「トイレットペーパーの買い溜めは貧しい行為」


 マスクは医療現場で必要とされています。
 だから不足が続いていることは理解できます。

 しかし、トイレットペーパーやティッシュペーパーは、違います。

 「今後供給が不足するかもしれない」、という噂が立ってから、流通に問題がないことがわかった後でも、品不足が続いています(筆者在住の大田区では品不足が続いている)。

 「無くなったら困る」という恐怖感が、パニックに繋がり、いまだに品不足になっています。


 ただ、お子さんがいる家庭の親御さんは、パニックをお子さんに伝染しないように気を付けて下さい。


 世界的に支持者が多い世界で一番貧しい大統領と言われていた、ホセ・ムヒカさんは、
「貧しい人とは、欲しがり続ける人のことだ」
とおっしゃっていました。

 トイレットペーパー。

 家に在庫がなければ買うべきですが、過剰なストックをする姿はお子さんに見せてはいけません。
 欲しがり続けることは、貧しい行為だからです。

 親がトイレットペーパーを欲しい欲しいと何ケースも買い集めている姿は、教育上宜しくありません。

 「うちは家にまだあるからね。」
と言う余裕を見せましょう。


 もしお店に売ってないままストックが無くなっても、いろいろと手はあります。
 今はウォシュレットも普及していますし、トイレットペーパーがなくても命までは取られません。


 今回のペーパー騒動は、自分自身の貧しい心と戦う良い機会になっています。


■「マスク不足はイノベーションの発想に!?」


 トイレットペーパーと違って、マスクは命に関わります。
 あまりのマスク不足に、手作りマスクを作る家庭も増えており、うちの家内もそれを作ってくれました。

 手作りマスクなんて、家庭科でも習いません。
 これは家庭という小さな社会での技術革新といえます。

 現在、生地のお店では多くのガーゼが売り切れになっています。
 普段マスクが足りている時は、ガーゼマスクを手作りする人はいないです。
 追い詰められると、家庭内でも技術革新が生まれるようです。


■「人に喜ばれること○、嫌がられること×」


 新型コロナの影響で、社会も家庭も危機に直面しています。

 このような時だからこそ、
「ビジネスの基本は人に喜ばれることである」
ということをお子さんに伝えていきましょう。

 例えばうちの家内は、手作りマスクをママ友のためにも作り、無料で配っていました。
 もらったママ友もお子さんも喜んでいるようです。

 しかし、どうでしょう。

 もし困っている人のためとはいえ、マスクを暴利で荒稼ぎしていたら。
 それは弱い者いじめです。

 無料でマスクを配ると、お礼の品をもらうこともあります。
 何かしてもらうと、申し訳無いと思うのが人間の心理だからです。

 私たちが普段、支払っているお金も受け取っているお金も、そういった、感謝への対価だということを忘れてはいけません。

 どれほど優れている人であっても、困っている人を助ける行為であっても、暴利を貪ってはいけません。

 「マスクはありがたいけど、1枚3,000円は高いよね。」
と言われた時点で、暴利です。

 価値があることをしている人は、
「あの人のアドバイスが40万円なんて、格安だよね。」
と言われたりしています。

 暴利かどうかは金額ではありません。価値です。

 暴利は、感謝への対価ではなく、ボッタクリへの憎しみに変わります。
 暴利を働いた人へは、次から何も頼みません。


 お子さんへのお小遣いも、普段のお手伝いへの感謝の対価に相応しい金額を設定し、なんでその金額か、しっかり伝えていきましょう。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当した経験上、日本には金融教育が足りていないことを確信する。
自己責任が求められる社会で、子供たちが自立して生きていけるよう、お金の教育講座を実施している。子育て世代の親たちと子供たちに、金融の知識を届けるため教育特化のFPとして奔走中。
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目利き力を鍛える




 億近読者の皆様、こんにちは。
 お金の教育特化のFP、遠藤功二と申します。


 私は、家庭でできるお子様向けの金融教育の方法について、連載しております。

 日本国内で定められている「金融リテラシーマップ」では、小学生の時に金融取引の基本としての素養として以下のことを身につけて欲しいと書かれています。
(以下、「」内は引用箇所)

「小学生が巻き込まれる金融トラブルの実態について知り、消費生活に関する情報を活用して比較・選択する力を身につける。」

(出典)知るぽると 金融リテラシーマップ
https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/literacy/


 「情報を活用して比較・選択する力」

 これは大人でも難しいですね。
 では、どのようにこのような力をつけていけば良いのでしょうか。


■「価値基準を持つ」


 小学生はともかく、学生が巻き込まれやすい金融、消費生活における犯罪といえば、

「違法なキャッチセールス」
「ネズミ講」

などが挙げられます。

 私は、これらの犯罪から身を守るためには、人生に目的意識や目標を持ち、価値基準を持つことが重要だと考えます。

 例えば、今の子供が将来大学生になり、違法なエステのキャッチセールスの勧誘を受けたとします。
 もしあなたのお子さんが、自分の留学費用のためにお金を貯め、英会話学習のためにお金を使い、使い道のないお金は株に投資していたとします。
 そのような学生さんが、違法なエステ、もしくは違法な芸能事務所の勧誘などに引っかかるでしょうか。

 また、「将来は自分の会社を立ち上げ、世の中の人のためになることを成し遂げる。」と意気込んでいる若者が、健康食品のネズミ講に引っかかるでしょうか。

 起業家に、ネズミ講をやっている暇はありません。

 自分の価値基準がしっかりしていれば、価値基準にそぐわないものを退ける判断ができるようになります。


■「価値基準がないと、、、」


 私は大学生の時に高額なビジネススクールの勧誘を受けました。
 70〜80万円くらいするスクールで、就職内定率を高めるという目的のスクールでした。
 私は大学生の時に、特に人生の目標もなく稼いだバイト代をローン返済と浪費に使いきる生活を送っていたので、

「就職率が上がるならいいかも。」

とそのスクールに入会しようと考えました。

 しかし、話を進めていく中で強引なトークが怖いと思ったのでそのスクールには、

「お金がないから入れない」

と言って断りました。

 先方のクロージングの段取りが二流だったので助かりましたが、お金のない学生から、平気でむしり取ろうとする人間がいることを知り、ゾッとしました。

 目標を持たずフラフラしていると、心の隙間を狙われます。
 お金がなくても、借りてまでお金を払わせるのが、悪徳業者の手口です。


■「小学生から始める身を守るための価値基準教育」


 1.価値を吟味する

  価値を吟味する習慣をつけるよう促しましょう。
  「友達の家でやったことがあるゲーム」
  「図書館で読んだ本の別のシリーズ」
  は、価値や期待値が吟味されています。
  それらを吟味した上で買うのであれば良いと思います。
  一方で、玩具屋さんのガチャガチャ。
  何が出てくるかわからない。
  出てきても小さいおもちゃ。
  これに価値を見出すことができるでしょうか。
  (おもちゃ業界の方には申し訳ありませんが私見です。)
  価値のないものにお金を出してしまう、価値がわからないものにお金を出してしまうのは、悪徳業者に騙される典型です。

 2.自分で請求書を作成する体験をさせる

  自分がお金を払う立場ではなく、自分がお金を請求する立場を体験することは、お金の流れを理解する上で大変有意義です。
  お金の流れが理解できていれば、違法な請求の違和感に気付けます。
  例えば、
  お子さんが休みを利用して1日に「草むしり、窓拭き、雑巾掛け」をお仕事として行ったとします。
  その際に、「草むしり100円、窓拭き50円、雑巾掛け100円、合計200円」のように請求書を作成させるわけです。
  お金を請求し受け取る仕事をすると、割高な商売が目に付くようになります。
  不正な請求の不合理に納得できなくなるというわけです。
  これは大人でも同じです。
  会社勤めだと、自分の給与の源泉が見えにくいですが、自分で受注し、自分で仕事を行い、自分で請求をする体験をすると、お金の流れが理解できます。
  物事の価格は、サービスと価値と費用で成り立っています。
  高級ホテルが高額なのは、高いサービスと設備投資費用と不動産費用にお金がかかっているからです。
  このような仕組みを理解することで
  「効果のわからないエステに何十万円も払うなんてあり得ない。」
  といった判断が即座にできるようになるわけです。
  このように、お金を請求する側の立場を経験することで、商売にシビアになり、目利き力を鍛えることができるようになります。


 ここまでお読みいただき誠にありがとうございます。

 お金の教育は、試験問題のように模範解答がない分、子供に教えることで、親も気づきを得ることができます。

 日々、悩みと気づきを楽しんでいきましょう。


(遠藤)


[遠藤 功二氏 プロフィール]

 日本FP協会認定CFP
 1級ファイナンシャル・プランニング技能士(国家資格)
 MBA(経営学修士)

 大学時代に借金に追われた経験からFPの資格を取得し、金融機関に就職。
 証券会社と外資系銀行で延べ1,000人以上の顧客を資産運用アドバイザーとして担当したが、組織のしがらみで顧客中心のサービスが提供できず、雇われFPとして働くことに限界を感じる。しかし、収入が途絶えることの恐怖から簡単には、会社から踏み出すことができず、ストレスを貯める日々を送る。
 FP資格やMBAをとっても、会社にお金で縛られていたら何もできない。
「お金のためだけに働くつまらない生き方を他の人たちにはさせたくない。」
という志をもち、お金が原因で不幸になる人を少しでも減らすべく、教育特化のFPとして奔走中。
web:https://fpkun.com
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