炎の投資情報サンプル#183 2018/02/13

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投資情報メールマガジン                   2018/02/13

         炎 の 投 資 情 報 (第183号)

        −プロが導くお金創造のための投資情報−
                              週1回発行
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 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


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              −本日の目次−

            ■はじめに
            ■相場の潮流
            ■相場展望
            ■為替相場と原油価格
            ■炎の企業決算速報(3銘柄)
            ■仮想通貨関連銘柄(10銘柄)
            ■IPO情報(7銘柄)
            ■個別銘柄情報(6銘柄)
            ■次回予告


         報告者:炎のファンドマネージャー


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■はじめに


 年初来、順風満帆で推移してきた株式相場もこのところ久々に波乱の展開が
見られます。
 やや上昇ピッチが速すぎた反省が背景になっての調整でありますが、そうし
た波乱含みの相場展開は皆様の運用状況に計り知れない影響をもたらしている
ものと推察致します。

 筆者はこうした局面を過去何度となく経験して参りましたが、現実の対処は
皆様の裁量と判断に委ねられることは言うまでもありません。
 本誌では多少の経験に基づく方向感をお示ししてどのように対処すべきかの
ヒントをお届けすることに徹することに致します。
 トランプ大統領の減税政策、雇用面(失業率)を中心にした景気の改善、浮
揚を背景にやや過熱気味の株高を演じてきた米国株の大幅な株価下落で各メデ
ィアが悲壮感をもって報道していますが、少し冷静に方向感を探ることに致し
ますので宜しくお願い申し上げます。


(炎)


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■次回予告


 次号では23日から始まる2018年IPO5銘柄についてコメントを予定。
 12月IPOの22銘柄についての株価動向を報告させて頂く予定ですので
宜しくお願いします。


(炎)






(本メルマガは限定された購読者様への情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、ご購読の皆様が損失を被っても執筆者および発行者ならびに配信者は一切の責任を負いません。)



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市場潮流

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 今週(2月5〜9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1891円91銭下落し(率にして8.1%の下落)、2万1382円62銭で取引を終えました。3週連続の下落となり、週間の下落幅としては、リーマンショック後の2008年6〜10日以来の大きさとなりました。

 前週末2日(金)の米国株式市場が、長期金利の上昇で割高感が意識され、NYダウで前日比665.75ドルの大幅安となったことを受け、5日(月)の東京株式市場も日経平均株価が前週末比592円45銭安となりました。
 米国株式市場は5日も続落し、NYダウが前日比1175.21ドルの大幅下落。6日(火)の日経平均株価も前日比1071円84銭の大幅なマイナスとなりました。

 運用リスクを回避する目的の売りが広がったほか、信用取引での追加証拠金(追証)の発生を警戒する売りも出たとみられます。大幅な下落により、投資指標面で割安感が浮上し、7日、8日と続伸しましたが、8日のNYダウが再び前日比1032.89ドル安となったことで、9日の日経平均株価は前日比508円24銭安となりました。


 先週も述べましたが、米国トランプ大統領は1月30日の一般教書演説で、戦後最大の1.5兆ドルを投じるインフラ投資計画を表明したこと、2日に発表された米国の1月の雇用統計で賃金上昇率が予想を上回ったことなどを受け、景気過熱に伴う消費者物価上昇懸念などから米国の長期金利が急上昇、株価の割高感が意識されています。
 当面は振幅の大きな動きが継続するものと予想しますが、内外の好調な景気および企業業績を下支えとしつつ、日柄調整を経て、黒田日銀総裁の後任人事(黒田総裁自身の続投が有力視されていますが)、日銀の金融政策の継続性がはっきりとする頃には、株式相場の地合いも好転に向かうものと思います。


(水島寒月)


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億の近道2018/02/09


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投資情報メールマガジン                  2018/02/09号
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 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
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指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
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             −本日の目次−
          (本日の担当:水島寒月)


        ◆コラム「市場潮流」:水島寒月


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◆コラム「市場潮流」


 今週(2月5〜9日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で1891円
91銭下落し(率にして8.1%の下落)、2万1382円62銭で取引を終
えました。3週連続の下落となり、週間の下落幅としては、リーマンショック
後の2008年6〜10日以来の大きさとなりました。

 前週末2日(金)の米国株式市場が、長期金利の上昇で割高感が意識され、
NYダウで前日比665.75ドルの大幅安となったことを受け、5日(月)
の東京株式市場も日経平均株価が前週末比592円45銭安となりました。
 米国株式市場は5日も続落し、NYダウが前日比1175.21ドルの大幅
下落。6日(火)の日経平均株価も前日比1071円84銭の大幅なマイナス
となりました。

 運用リスクを回避する目的の売りが広がったほか、信用取引での追加証拠金
(追証)の発生を警戒する売りも出たとみられます。大幅な下落により、投資
指標面で割安感が浮上し、7日、8日と続伸しましたが、8日のNYダウが再
び前日比1032.89ドル安となったことで、9日の日経平均株価は前日比
508円24銭安となりました。


 先週も述べましたが、米国トランプ大統領は1月30日の一般教書演説で、
戦後最大の1.5兆ドルを投じるインフラ投資計画を表明したこと、2日に発
表された米国の1月の雇用統計で賃金上昇率が予想を上回ったことなどを受け、
景気過熱に伴う消費者物価上昇懸念などから米国の長期金利が急上昇、株価の
割高感が意識されています。
 当面は振幅の大きな動きが継続するものと予想しますが、内外の好調な景気
および企業業績を下支えとしつつ、日柄調整を経て、黒田日銀総裁の後任人事
(黒田総裁自身の続投が有力視されていますが)、日銀の金融政策の継続性が
はっきりとする頃には、株式相場の地合いも好転に向かうものと思います。


(水島寒月)


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進捗率が95%を超えており、力強い企業戦略を推進し、人気の株主優遇を持
ち、増配を発表した企業を研究しています。


 また、コラムでは、筆者自身の経験に基づく、大きな下落に対する生き残り
術と具体的な投資行動を、過去のコラムを引用しながら、解説しています。

 さらに、この相場の中で有望と思われる研究銘柄候補を、2つのテーマに基
づき8銘柄ピックアップしています。

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過去サンプル(コラム)
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 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



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荒っぽい株式市場



 国内株式市場は先週金曜日からのNY市場の大幅下落を受け、日経平均株価で月曜日に592円安、火曜日に1,071円安と、久々に大きく下げました。
 月曜日は日経平均株価が−2.55%、TOPIXが−2.17%、日経JQが−2.37%、マザーズが−2.72%の下げ、火曜日には日経平均株価が−4.73%(一時は1,600円以上の下げ)、TOPIXが−4.23%、日経JQが−7.16%、マザーズ−9.17%の下げとなりました。

 昨年10月中旬からの約3ヵ月間の値上がり分(約3,000円)が1月24日からの僅か10営業日で消えました。崩れるときは早いです。


 やはり、このような時には小型株の下落幅が大きくなるようですが、指数面を見ると、TOPIXより日経平均の方に指数ベースの取引をする短期投資家(ファンドなど)が集中するため値動きが荒くなります。

 1月下旬以降、下げ始める中で短期の空売りも増えていましたしプットの取引残も増えていましたので、短期投資家が日米の市場で指数を押し下げて儲けるタイミングを計っていたのでしょう。ここ数年は投機資金が巨額となっているため、流動性の高い株式市場の指数は彼らの格好の投資対象となっています。

 月曜日からの大きな乱高下は先物主導の下げとなっており、海外市場でも国内市場でもHFT(高速取引)の弊害が目立ちました。火曜日には先物主導の売りに触発された短期資金も追随して個別株への空売りを増加させ、一転して水曜日の寄付きには一斉に買い戻しが入りましたが、その後に改めて先物で売り崩される動きが出てくると上値が重くなりました。午前10時頃からは指数寄与度の高い値嵩株を売るプログラム売買が目立っていました。


 値動きが荒くなるほどに取引全体の7〜8割がファンドなどの短期資金による指数売買に偏りますので、真面な中長期投資家は様子見となり指数だけが乱高下します。

 こうなると単なる博打場ですので、落ち着くまで、またはいい加減安くなったと判断出来るまでは下手に参加しないよう注意せねばなりません。会社業績や価格・投資理論などは無視でテクニカル売買による攻防だけになりますから。

 恐らくは主要国の低金利政策が続く限り、これからも株式市場は何かきっかけを探しては大きく動くという場面が増えることと思います。


 もっとも、リーマンショック後の2009年頃からアベノミクス相場がスタートするまでの4年間は1万円前後を行ったり来たりの、値幅も小さい、つまらない市場でしたね。
 その頃に「安過ぎるなぁ〜」と感じて買っておいた高配当銘柄や優待銘柄がこの5年間で大きく値上がりして良かった、と言う嬉しい本音もありますが(^^)

 昨年辺りから気になっているのが、目立たなかった中小型の割安銘柄や成長期待銘柄にも資金が流れ込んでおり、諦めていたような銘柄が思わぬ上げ方をすることです。これはAI投資の増加が影響しているのかも?と考えています。
 過去には証券会社のアナリストが取り上げない小型株などは注目されず放置されていた訳ですが、AIが全上場銘柄を分析して銘柄を発掘してくれるために、割安なまま放置される銘柄が減っている理由ではないか?と言う訳です。


 もしそうなら、ちゃんと研究して「将来性がある」または「割安である」という銘柄を買っておけば、そのうちAIが見つけ出して買ってくれると言う事ではないかな?と期待してしまう訳です。
 以前なら幾ら良いと思っても投資家に注目されない限りは塩漬けになるケースが多く、下手に「買っておく」と言う投資はし辛かったのですが、AIが見つけ出してくれるなら安心して「買っておく」ことが出来ます。


 足元では仮想通貨の投機第一波が終わっただけで、世界的にも大きな経済の変調は見られません。少なくとも国内株式市場はまだ十分にはユーフォリックになっていませんから、「バブル崩壊」と言うにはちょっと早過ぎる気がします(^^)。
 投機筋は何かと相場を動かそうとしているようですが、今回のような下落時には、もちろんマーケットが落ち着いてからですが、上記のようなポジションを作っていくのに良い機会になるのではないでしょうか。


 時間の変化とともに投資への考え方もドンドンと変えていかないと時代に取り残されちゃうなぁ〜。と考える今日この頃です。


(街のコンサルタント)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


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億の近道2018/02/08


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             −本日の目次−
        (本日の担当:街のコンサルタント)


     ◆コラム「荒っぽい株式市場」:街のコンサルタント


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◆コラム「荒っぽい株式市場」


 国内株式市場は先週金曜日からのNY市場の大幅下落を受け、日経平均株価
で月曜日に592円安、火曜日に1,071円安と、久々に大きく下げました。
 月曜日は日経平均株価が−2.55%、TOPIXが−2.17%、日経J
Qが−2.37%、マザーズが−2.72%の下げ、火曜日には日経平均株価
が−4.73%(一時は1,600円以上の下げ)、TOPIXが−4.23
%、日経JQが−7.16%、マザーズ−9.17%の下げとなりました。

 昨年10月中旬からの約3ヵ月間の値上がり分(約3,000円)が1月2
4日からの僅か10営業日で消えました。崩れるときは早いです。


 やはり、このような時には小型株の下落幅が大きくなるようですが、指数面
を見ると、TOPIXより日経平均の方に指数ベースの取引をする短期投資家
(ファンドなど)が集中するため値動きが荒くなります。

 1月下旬以降、下げ始める中で短期の空売りも増えていましたしプットの取
引残も増えていましたので、短期投資家が日米の市場で指数を押し下げて儲け
るタイミングを計っていたのでしょう。ここ数年は投機資金が巨額となってい
るため、流動性の高い株式市場の指数は彼らの格好の投資対象となっています。

 月曜日からの大きな乱高下は先物主導の下げとなっており、海外市場でも国
内市場でもHFT(高速取引)の弊害が目立ちました。火曜日には先物主導の
売りに触発された短期資金も追随して個別株への空売りを増加させ、一転して
水曜日の寄付きには一斉に買い戻しが入りましたが、その後に改めて先物で売
り崩される動きが出てくると上値が重くなりました。午前10時頃からは指数
寄与度の高い値嵩株を売るプログラム売買が目立っていました。


 値動きが荒くなるほどに取引全体の7〜8割がファンドなどの短期資金によ
る指数売買に偏りますので、真面な中長期投資家は様子見となり指数だけが乱
高下します。

 こうなると単なる博打場ですので、落ち着くまで、またはいい加減安くなっ
たと判断出来るまでは下手に参加しないよう注意せねばなりません。会社業績
や価格・投資理論などは無視でテクニカル売買による攻防だけになりますから。

 恐らくは主要国の低金利政策が続く限り、これからも株式市場は何かきっか
けを探しては大きく動くという場面が増えることと思います。


 もっとも、リーマンショック後の2009年頃からアベノミクス相場がスタ
ートするまでの4年間は1万円前後を行ったり来たりの、値幅も小さい、つま
らない市場でしたね。
 その頃に「安過ぎるなぁ〜」と感じて買っておいた高配当銘柄や優待銘柄が
この5年間で大きく値上がりして良かった、と言う嬉しい本音もありますが(^^)

 昨年辺りから気になっているのが、目立たなかった中小型の割安銘柄や成長
期待銘柄にも資金が流れ込んでおり、諦めていたような銘柄が思わぬ上げ方を
することです。これはAI投資の増加が影響しているのかも?と考えています。
 過去には証券会社のアナリストが取り上げない小型株などは注目されず放置
されていた訳ですが、AIが全上場銘柄を分析して銘柄を発掘してくれるため
に、割安なまま放置される銘柄が減っている理由ではないか?と言う訳です。


 もしそうなら、ちゃんと研究して「将来性がある」または「割安である」と
いう銘柄を買っておけば、そのうちAIが見つけ出して買ってくれると言う事
ではないかな?と期待してしまう訳です。
 以前なら幾ら良いと思っても投資家に注目されない限りは塩漬けになるケー
スが多く、下手に「買っておく」と言う投資はし辛かったのですが、AIが見
つけ出してくれるなら安心して「買っておく」ことが出来ます。


 足元では仮想通貨の投機第一波が終わっただけで、世界的にも大きな経済の
変調は見られません。少なくとも国内株式市場はまだ十分にはユーフォリック
になっていませんから、「バブル崩壊」と言うにはちょっと早過ぎる気がしま
す(^^)。
 投機筋は何かと相場を動かそうとしているようですが、今回のような下落時
には、もちろんマーケットが落ち着いてからですが、上記のようなポジション
を作っていくのに良い機会になるのではないでしょうか。


 時間の変化とともに投資への考え方もドンドンと変えていかないと時代に取
り残されちゃうなぁ〜。と考える今日この頃です。


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術と具体的な投資行動を、過去のコラムを引用しながら、解説しています。

 さらに、この相場の中で有望と思われる研究銘柄候補を、2つのテーマに基
づき8銘柄ピックアップしています。

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書評〜私の財産告白〜(本多静六著)



書評〜私の財産告白〜(本多静六著)
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 昨年、インベスターズZという、投資マンガを読んでいました。
 http://amzn.to/2nJs518

 そのマンガの中で書かれている話は、投資家としては当たり前の話が多く、
あまり新しい情報はなかったのですが、その中で一つの話としてお金を貯めた
いという人に対して本多静六の「私の財産告白」を読むことを薦められるとい
うシーンがありました。


 マンガの中での話の落ちとしては、そう薦められたにもかかわらず一向に読
もうとしなかった人に対して

「そもそも、そういう事だからあなたはお金が貯まらないんだ」

という話で終わるのですが、恥ずかしながら私もこの名著と呼ばれている本の
存在は知っていましたが、未だ読んだことがありませんでした。


 著者の本多静六は明治、大正時代の林業学者です。
 決して事業家で、事業で財産を築いた人物ではありません。

 私は読む前は、明治時代の事業家の話だろうと思っていたので、著者がそも
そも学者であるという事実に驚きました。

 そして内容についても、そうした学者であるという事実がより説得力を増し
ます。

 つまり、学者と同じ立場である給与所得者であるサラリーマンでも資産家に
なるための手法が再現性を持って書かれているということになります。

 また、その再現方法もシンプルです。


1)まず、毎月もらう給与の4分の1を先に貯蓄する。

2)ボーナスなどの臨時収入は全部貯蓄する。

3)貯蓄ができるようになったら、株式や不動産などの財産に投資をする。

4)財産から産まれる所得についても、しっかりと4分の1は貯蓄する。

5)この繰り返し。

で一財産を築いています。


 そして、その作業を支えるのは、強靭な精神性です。

 本多静六は、毎日欠かさず1ページの記述をすることを続けており、こうし
た結果370冊を超える著作があります。

 私が最近読んだビジネス洋書の著者も、黙々と仕事として記述を続けること
の大切さを説いていました。

 もちろんその著者も資産家です。


 つまり、サラリーマンであっても一代で資産家になることは十分に可能だし、
その方法論も非常にシンプルだが、その実行を支えるには強靭な精神性が必要
だということだと思いました。


 その他にもとても参考になる話に事欠かなかったので、次回もこちらの本の
続きをご紹介します。


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代表取締役 小屋 洋一


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億の近道2018/02/07


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投資情報メールマガジン                  2018/02/07号
              イ意 の 近 道

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【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

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             −本日の目次−
           (本日の担当:小屋洋一)


     ◆コラム「書評〜私の財産告白〜(本多静六著)」:小屋洋一


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◆コラム「書評〜私の財産告白〜(本多静六著)」


書評〜私の財産告白〜(本多静六著)
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 昨年、インベスターズZという、投資マンガを読んでいました。
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 そのマンガの中で書かれている話は、投資家としては当たり前の話が多く、
あまり新しい情報はなかったのですが、その中で一つの話としてお金を貯めた
いという人に対して本多静六の「私の財産告白」を読むことを薦められるとい
うシーンがありました。


 マンガの中での話の落ちとしては、そう薦められたにもかかわらず一向に読
もうとしなかった人に対して

「そもそも、そういう事だからあなたはお金が貯まらないんだ」

という話で終わるのですが、恥ずかしながら私もこの名著と呼ばれている本の
存在は知っていましたが、未だ読んだことがありませんでした。


 著者の本多静六は明治、大正時代の林業学者です。
 決して事業家で、事業で財産を築いた人物ではありません。

 私は読む前は、明治時代の事業家の話だろうと思っていたので、著者がそも
そも学者であるという事実に驚きました。

 そして内容についても、そうした学者であるという事実がより説得力を増し
ます。

 つまり、学者と同じ立場である給与所得者であるサラリーマンでも資産家に
なるための手法が再現性を持って書かれているということになります。

 また、その再現方法もシンプルです。


1)まず、毎月もらう給与の4分の1を先に貯蓄する。

2)ボーナスなどの臨時収入は全部貯蓄する。

3)貯蓄ができるようになったら、株式や不動産などの財産に投資をする。

4)財産から産まれる所得についても、しっかりと4分の1は貯蓄する。

5)この繰り返し。

で一財産を築いています。


 そして、その作業を支えるのは、強靭な精神性です。

 本多静六は、毎日欠かさず1ページの記述をすることを続けており、こうし
た結果370冊を超える著作があります。

 私が最近読んだビジネス洋書の著者も、黙々と仕事として記述を続けること
の大切さを説いていました。

 もちろんその著者も資産家です。


 つまり、サラリーマンであっても一代で資産家になることは十分に可能だし、
その方法論も非常にシンプルだが、その実行を支えるには強靭な精神性が必要
だということだと思いました。


 その他にもとても参考になる話に事欠かなかったので、次回もこちらの本の
続きをご紹介します。


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代表取締役 小屋 洋一


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進捗率が95%を超えており、力強い企業戦略を推進し、人気の株主優遇を持
ち、増配を発表した企業を研究しています。


 また、コラムでは、筆者自身の経験に基づく、大きな下落に対する生き残り
術と具体的な投資行動を、過去のコラムを引用しながら、解説しています。

 さらに、この相場の中で有望と思われる研究銘柄候補を、2つのテーマに基
づき8銘柄ピックアップしています。

 下落時こそ投資家としての真価が問われるものです。参考になる情報満載で
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過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)



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りになっております。現在、2005年1月分まで掲載しておりますが、順次
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有料メルマガライブラリから(248)「忍耐力の訓練だと覚悟を決め、相場と向き合うことが投資力を鍛える」



 有料メルマガ・石川臨太郎の「生涯パートナー銘柄の研究」の過去配信ライブラリ「銘柄研究」「コラム」のうち、コラムの一部を掲載いたします。
 自立した投資家、石川臨太郎のコンテンツをお楽しみ下さい。
 なお、内容は執筆当時の背景に基づいており、現在の状況と必ずしも一致しないことを予めご了承下さい。


=コラム「忍耐力の訓練だと覚悟を決め、相場と向き合うことが投資力を鍛える」=
 (有料メルマガ第368回・2016/02/16配信号)


※2016年2月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


― ここで下手に動くと損を拡大すると考えて、リバウンド相場がスタートし
  たら買いたい企業のリストの内容を増やしながら、売買はほとんど行わな
  いで、ひたすら下げる株価を眺める日々が続いています ―


 普段から投資環境が著しく悪化した場合にも、冷静に投資判断を行うためにセーフティー・ネットを準備していくことが必要だと考えています。

 一番重要なのは、株式投資で損をしたために生活費が不足するような事態を招かないことです。生活に必要な資金まで株式投資につぎ込むのは愚の骨頂です。

 私の家計は専業投資家として、年金と賃貸不動産の家賃、投資している株の配当収入や優待に生活費を依存する、生活設計モデルとなっています。60歳になってからの私設年金の収入は本当に強い心の支えになってくれています。

 株式投資の部門では、投資銘柄のうち、多くの部分を安定的で高い配当を出す銘柄や配当優待利回りが高い銘柄への資金配分が多くなってきています。そのような守りをかためるための銘柄群も、1月からの日本株の暴落で、大きく下落して、配当利回りや、配当優待利回りが5%を超えてしまうものも出てきてしまいました。

 しかし財務内容の強さや、収益力の安定性と強さ、含み資産の状況などを確認しながら買ってきた企業がほとんどなので、株価の下落はじっと我慢してホールドを続けています。

 このような銘柄は軍事行動でいえば兵站部門に位置します。安定的に入ってくる収入で生活費が維持できなくなれば、株式投資に使っている資金を生活費にシフトせざるを得なくなります。株価が買値より大きく下落していても、必要なら損を出して売らなければなりません。

 このような生活費などを確保するための投資銘柄は、経済戦争における兵站銘柄だと考えて投資しています。このような兵站銘柄は、いま現在の生活費を確保することも目的としているので、株価が下がったり、横ばいを続けていてもホールドしたままで投資を続けるスタンスです。

 兵站銘柄としては時価総額に比べ保有する金融資産や含み益の大きな賃貸不動産を大量に持っている、所有する資産から見て時価総額が安い銘柄のうちから、配当利回りや配当優待利回りが、その時の他の銘柄の利回りより高いものを選んでいます。

 つまり兵站銘柄はその銘柄に投資した時すでに資産背景的に見て充分割安なところまで株価が下がっているので投資を実行したわけです。そこから更に株価が下がっても、配当利回りの高さや資産背景を自分が投資し続ける気力の支えと考えて、じっと我慢をするわけです。

 景気にはサイクルがあり、景気がいずれ回復するなら、株価も戻るであろう。そんな中長期の時間軸でおこなう気長なスタンスの投資です。


 しかし、なんらかの株価上昇の触媒(=カタリスト)が発生し、株価上昇により配当や優待の数年分のインカム・ゲイン分の利益をキャピタル・ゲインで一気に得られる状況となったときは、売却してインカム・ゲインではなくキャピタル・ゲインで利益を確定することも行ないます。

 投資環境が悪化して株価が反発することもなく下落していくときが起こる時があります。いまの日本株の下落の状況は2008年に似ていると指摘する投資家もでています。


【中略】


 相場は時に、大きく行きすぎます。今回で言えば下げすぎることも起きます。もちろん、いままでの日本株が中国株と同様にバブル化しており、そのバブルが崩壊したならば、なかなかリバウンドするまで時間がかかるでしょう。しかし日本株のほとんどはバブル化していなかったと、いまでも私は考えています。

 しかし、私のようにトレード能力が高くない投資家は、自分の必要とする生活資金を安定収入が見込める手段で確保しておいて、株式投資に関しては自分が信じられる企業の株を持ったまま亀のように甲羅の中にもぐりこみ、籠城戦を行うことがベストな投資作戦だと考えています。

 国家間の戦争でも、株式投資のような経済戦争でも戦略や戦術と同じレベルで兵站を考えることが重要です。兵站を確保できなければ籠城戦は失敗で、白旗を上げなければならなくなります。

 サラリーマンを続けて生活費を確保する手段を持っているということは兵站を確保するという意味においては『株式投資という経済戦争に勝つため』の大きなアドバンテージになります。

 私が株にだけ資金を投下しないで賃貸不動産や私設年金などに資金を分散で投下してきたのは兵站を確保するという意味を持っている行動です。つまり投資環境が悪化しても株をバーゲン価格で投げ売りしないで、何年でも籠城できるというセーフティ・ネットを構築してきたということです。

 戦略、戦術、兵站を主な研究領域としており、研究業績としては軍事学の方法論を著したアントワーヌ=アンリ・ジョミニは戦争の理論を構成する三つの要素として戦略と戦術に並んで兵站を位置づけています。

 またソープ(G.C.Thorpe)は戦争を演劇の類推から役者が立つ舞台を準備することが兵站の役割であると考察しています。

 兵站は、武力を使う国家間の軍事理論においても補助的なものではなく、むしろ主要な地位を占めるものであり、それは軍事作戦の遂行を基礎付けるものです。

 格言に「戦争のプロは兵站を語り、戦争の素人は戦略を語る」というものがあるのですが、この格言は兵站の重要性を端的に強調したものです。私は株式投資という経済戦争においても、兵站の重要性は同様だと考えています。


 先ほど書いたように、自分の株のポートフォリオの銘柄においても兵站と位置づけるべき銘柄はあります。このような銘柄は自分の時間を自分の好きなこと(=株式投資以外の好きなことという意味です)に使うためには大切な銘柄です。

 キャピタル・ゲインを狙う銘柄を支援して株式投資で大きく稼ぐためにも兵站銘柄が重要なことは言うまでもありません。

 具体的に言えば配当利回りや配当金券優待利回りが高い銘柄や経済的効用が高い優待のある銘柄が兵站銘柄になると考えています。


【中略】


 投資環境が厳しい時はこのような兵站銘柄の株価も大きく下落することが起きます。その時がこのような銘柄をポートフォリオに迎え入れるチャンスとなります。このような企業を探し出してリストを作っておくことで、リバウンドがスタートした時に投資判断を素早くできるように準備をしています。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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【業績進捗率好調で増配も!グローバルビジネスを展開する割安な優待企業を研究!!】

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 また、コラムでは、筆者自身の経験に基づく、大きな下落に対する生き残り術と具体的な投資行動を、過去のコラムを引用しながら、解説しています。

 さらに、この相場の中で有望と思われる研究銘柄候補を、2つのテーマに基づき8銘柄ピックアップしています。

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過去サンプル(研究銘柄)
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 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
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書評:徳の起源 他人を思いやる遺伝子



書評:徳の起源 他人を思いやる遺伝子
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■「利己的な遺伝子」(ドーキンスが主張するのと同じ意味)

 私も含めた人類は「自分の利益を最大化するため」に行動する。これは決して間違いではありません。実際、自然淘汰というのはそれぞれの個体(遺伝子)が自己利益を最大化する結果生じるものです。

 ところが、この自然界の「自分さえ良ければいい」という部分だけに着目し「合理的経済人」(という妄想)を産み出した経済学がほとんど機能しないのも事実です。

 本書は、「人間は自分のことだけを考える悪人なのか?それとも他人のことを常に気にかける善人なのか?」という古くて新しい課題=<性悪説VS性善説>的な観点を踏まえて、人間の<徳>について論じています。

 興味深いのは、著者が得意とする遺伝子的な観点からの考察。例えば同じ血縁集団の中であれば、自分が犠牲になって子供や兄弟姉妹などを助ける行動も理にかなっています。自分に近い遺伝子を後世に残せれば、<利己的な遺伝子>にとっては正しい選択です。

 ところが、血縁関係の薄い大きな集団ではこのような<利己的な遺伝子にとっては同じ結果になる>という論法は通用しません。

 そこで著者がヒントとして提示するのが我々の「人体」。「人体」は驚くほど高度な組織(社会)なのですが、普段それを意識しません。

 たった一つの受精卵から最終的には60兆個といわれる膨大な数の細胞が生まれ、それぞれが与えられた役割を果たすことによって人体は機能するのです。細胞一つを一人の人間と考えれば、60兆人を統治する人体は恐ろしく高度なシステムです。

 現在70億人に及ぶ人類の一人一人は、それぞれに「利己的な個体」です。その利己的な個体を統治して機能させるのが、国家をはじめとする組織なのですが、個体(個人)の利己的な動機に阻まれて、簡単にはいきません。

 ところが、人体はけた違いの数の細胞の「利己的な動機」と直面しているにも関わらず上手にコントロールしています。

 例えば、肝臓の細胞が「脳みその細胞の方が居心地がよさそうだから侵略しよう」と考えて、どんどん自己増殖を始め実際に脳に到達することは十分起こり得るのです。典型的なのは我々が「癌」と呼ぶ現象です。

 癌は、普通の細胞の必要以上の増殖を抑えるシステムが、崩壊することによって生じる病気です。そしてそれは、理論的には健康な細胞でも起こりうる現象なのです。

 個々の細胞にとっては、「利己的な動機」から他の細胞の領地を奪った方が得なのですが、そんなことを許していたら「人体」という大事なよりどころが死を迎え、すべての細胞にとって不利益が生じます。そこで、細胞たちの<最大多数の最大幸福>を担うシステムが、極めて緻密な手法によって、人体の統治を行い、一つの細胞が必要以上に他の細胞の領域を侵食しないようにするのです。


■アダム・スミスが「道徳感情論」で唱える共感

 本書でもたびたび登場しますが、スミスが「道徳感情論」で延々と論じている他人の「共感」こそが、人間社会の個別の細胞(個人)が「自己利益の追求」のみならず、「公益(社会・組織)のための行動」を自然に行う理由です。

 お互いに協力しあう集団の方が、内輪もめを繰り返している集団に勝つのが通例です。すると、協力し合う集団に属する個体の方が将来に遺伝子を残しやすくなります。したがって、例えば現代人の大部分は協力し合う集団に属していた個体の遺伝子を受け継いでいるわけです。

 特別な利益が無くても、人間が協力し合う傾向を持っているのは、ある意味進化的に形成された本能と言えます。

 そうはいっても、強力しあう集団の中で一人だけ裏切れば、大きな利益を得ることができますから、そのような遺伝子を完全に排除することはできません。

 その欠点をカバーするために著者が注目するのは「囚人のジレンマゲーム」における必勝法の研究です。ジレンマというくらいですから、簡単に必勝法は見つからないのですが、近年の研究では、このゲームを長期にわたって多人数で続けていくと<村八分戦略>が極めて有効なことがわかってきています。

 つまり1回だけのゲームでは、裏切り者を排除できないが、複数回繰り返せばだれが裏切り者なのかわかってきますから、その裏切り者と誰もゲームを行わずに<村八分>にすればよいのです。

 実際、現代のようにコンビニ等の便利なシステムが存在しない時代には、村人の誰とも取引できない<村八分>は、場合によっては食料さえ手に入れることができず飢え死にしてしまう厳しい刑罰だったのです。

 ですから、たいていの人間は<仲間外れ>になることを恐れ、他人に優しく振る舞うのです。これなら人間自身の「利己性」と「公益性」が両立するというわけです。


(大原浩)


★2018年4月に大蔵省(財務省)OBの有地浩氏とシンクタンク
 「人間経済科学研究所」(JKK)を設立予定です。
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 昇龍社、アマゾン・キンドル版<上・下巻>2016年度版
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 著者:甘粕正 <アマゾンキンドル版>
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★「賢人バフェットに学ぶ・投資と経営の成功法則」
 昇龍社(アマゾン・キンドル版)
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★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2014)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
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★「バフェットからの手紙」に学ぶ(2013)大原浩著 昇龍社<Kindle版>
 http://goo.gl/iz1GUV


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投資情報メールマガジン                   2018/02/06

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             −本日の目次−
        (本日の担当:石川臨太郎&大原浩)


   ◆コラム「有料メルマガライブラリから(248)」:石川臨太
   ◆コラム「書評:徳の起源 他人を思いやる遺伝子」:大原浩


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◆コラム「有料メルマガライブラリから(248)」


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ないことを予めご了承下さい。


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     る」=
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※2016年2月現在の内容です。留意してお読み下さい。


【前略】


― ここで下手に動くと損を拡大すると考えて、リバウンド相場がスタートし
  たら買いたい企業のリストの内容を増やしながら、売買はほとんど行わな
  いで、ひたすら下げる株価を眺める日々が続いています ―


 普段から投資環境が著しく悪化した場合にも、冷静に投資判断を行うために
セーフティー・ネットを準備していくことが必要だと考えています。

 一番重要なのは、株式投資で損をしたために生活費が不足するような事態を
招かないことです。生活に必要な資金まで株式投資につぎ込むのは愚の骨頂で
す。

 私の家計は専業投資家として、年金と賃貸不動産の家賃、投資している株の
配当収入や優待に生活費を依存する、生活設計モデルとなっています。60歳
になってからの私設年金の収入は本当に強い心の支えになってくれています。

 株式投資の部門では、投資銘柄のうち、多くの部分を安定的で高い配当を出
す銘柄や配当優待利回りが高い銘柄への資金配分が多くなってきています。そ
のような守りをかためるための銘柄群も、1月からの日本株の暴落で、大きく
下落して、配当利回りや、配当優待利回りが5%を超えてしまうものも出てき
てしまいました。

 しかし財務内容の強さや、収益力の安定性と強さ、含み資産の状況などを確
認しながら買ってきた企業がほとんどなので、株価の下落はじっと我慢してホ
ールドを続けています。

 このような銘柄は軍事行動でいえば兵站部門に位置します。安定的に入って
くる収入で生活費が維持できなくなれば、株式投資に使っている資金を生活費
にシフトせざるを得なくなります。株価が買値より大きく下落していても、必
要なら損を出して売らなければなりません。

 このような生活費などを確保するための投資銘柄は、経済戦争における兵站
銘柄だと考えて投資しています。このような兵站銘柄は、いま現在の生活費を
確保することも目的としているので、株価が下がったり、横ばいを続けていて
もホールドしたままで投資を続けるスタンスです。

 兵站銘柄としては時価総額に比べ保有する金融資産や含み益の大きな賃貸不
動産を大量に持っている、所有する資産から見て時価総額が安い銘柄のうちか
ら、配当利回りや配当優待利回りが、その時の他の銘柄の利回りより高いもの
を選んでいます。

 つまり兵站銘柄はその銘柄に投資した時すでに資産背景的に見て充分割安な
ところまで株価が下がっているので投資を実行したわけです。そこから更に株
価が下がっても、配当利回りの高さや資産背景を自分が投資し続ける気力の支
えと考えて、じっと我慢をするわけです。

 景気にはサイクルがあり、景気がいずれ回復するなら、株価も戻るであろう。
そんな中長期の時間軸でおこなう気長なスタンスの投資です。


 しかし、なんらかの株価上昇の触媒(=カタリスト)が発生し、株価上昇に
より配当や優待の数年分のインカム・ゲイン分の利益をキャピタル・ゲインで
一気に得られる状況となったときは、売却してインカム・ゲインではなくキャ
ピタル・ゲインで利益を確定することも行ないます。

 投資環境が悪化して株価が反発することもなく下落していくときが起こる時
があります。いまの日本株の下落の状況は2008年に似ていると指摘する投
資家もでています。


【中略】


 相場は時に、大きく行きすぎます。今回で言えば下げすぎることも起きます。
もちろん、いままでの日本株が中国株と同様にバブル化しており、そのバブル
が崩壊したならば、なかなかリバウンドするまで時間がかかるでしょう。しか
し日本株のほとんどはバブル化していなかったと、いまでも私は考えています。

 しかし、私のようにトレード能力が高くない投資家は、自分の必要とする生
活資金を安定収入が見込める手段で確保しておいて、株式投資に関しては自分
が信じられる企業の株を持ったまま亀のように甲羅の中にもぐりこみ、籠城戦
を行うことがベストな投資作戦だと考えています。

 国家間の戦争でも、株式投資のような経済戦争でも戦略や戦術と同じレベル
で兵站を考えることが重要です。兵站を確保できなければ籠城戦は失敗で、白
旗を上げなければならなくなります。

 サラリーマンを続けて生活費を確保する手段を持っているということは兵站
を確保するという意味においては『株式投資という経済戦争に勝つため』の大
きなアドバンテージになります。

 私が株にだけ資金を投下しないで賃貸不動産や私設年金などに資金を分散で
投下してきたのは兵站を確保するという意味を持っている行動です。つまり投
資環境が悪化しても株をバーゲン価格で投げ売りしないで、何年でも籠城でき
るというセーフティ・ネットを構築してきたということです。

 戦略、戦術、兵站を主な研究領域としており、研究業績としては軍事学の方
法論を著したアントワーヌ=アンリ・ジョミニは戦争の理論を構成する三つの
要素として戦略と戦術に並んで兵站を位置づけています。

 またソープ(G.C.Thorpe)は戦争を演劇の類推から役者が立つ舞
台を準備することが兵站の役割であると考察しています。

 兵站は、武力を使う国家間の軍事理論においても補助的なものではなく、む
しろ主要な地位を占めるものであり、それは軍事作戦の遂行を基礎付けるもの
です。

 格言に「戦争のプロは兵站を語り、戦争の素人は戦略を語る」というものが
あるのですが、この格言は兵站の重要性を端的に強調したものです。私は株式
投資という経済戦争においても、兵站の重要性は同様だと考えています。


 先ほど書いたように、自分の株のポートフォリオの銘柄においても兵站と位
置づけるべき銘柄はあります。このような銘柄は自分の時間を自分の好きなこ
と(=株式投資以外の好きなことという意味です)に使うためには大切な銘柄
です。

 キャピタル・ゲインを狙う銘柄を支援して株式投資で大きく稼ぐためにも兵
站銘柄が重要なことは言うまでもありません。

 具体的に言えば配当利回りや配当金券優待利回りが高い銘柄や経済的効用が
高い優待のある銘柄が兵站銘柄になると考えています。


【中略】


 投資環境が厳しい時はこのような兵站銘柄の株価も大きく下落することが起
きます。その時がこのような銘柄をポートフォリオに迎え入れるチャンスとな
ります。このような企業を探し出してリストを作っておくことで、リバウンド
がスタートした時に投資判断を素早くできるように準備をしています。


【後略】


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


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過去サンプル(研究銘柄)
 銘柄研究 ニチリン(5184)
 ]銘柄研究 帝国電機製作所(6333)


過去サンプル(コラム)
 増益修正や増配発表企業の株価が下落するのはチャンス(2017/02/28)
 安心できる企業の株でポートフォリオの再構築したい(2017/01/10)
 割安企業を選んで分散投資を行えばリバウンド相場で大きく稼げる(2016/12/27)
 現代の錬金術である株式投資を使って、老後の生活を少しでも豊かにしようとするための心得(2012/11/06)


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◆コラム「書評:徳の起源 他人を思いやる遺伝子」


書評:徳の起源 他人を思いやる遺伝子
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■「利己的な遺伝子」(ドーキンスが主張するのと同じ意味)

 私も含めた人類は「自分の利益を最大化するため」に行動する。これは決し
て間違いではありません。実際、自然淘汰というのはそれぞれの個体(遺伝子)
が自己利益を最大化する結果生じるものです。

 ところが、この自然界の「自分さえ良ければいい」という部分だけに着目し
「合理的経済人」(という妄想)を産み出した経済学がほとんど機能しないの
も事実です。

 本書は、「人間は自分のことだけを考える悪人なのか?それとも他人のこと
を常に気にかける善人なのか?」という古くて新しい課題=<性悪説VS性善
説>的な観点を踏まえて、人間の<徳>について論じています。

 興味深いのは、著者が得意とする遺伝子的な観点からの考察。例えば同じ血
縁集団の中であれば、自分が犠牲になって子供や兄弟姉妹などを助ける行動も
理にかなっています。自分に近い遺伝子を後世に残せれば、<利己的な遺伝子>
にとっては正しい選択です。

 ところが、血縁関係の薄い大きな集団ではこのような<利己的な遺伝子にと
っては同じ結果になる>という論法は通用しません。

 そこで著者がヒントとして提示するのが我々の「人体」。「人体」は驚くほ
ど高度な組織(社会)なのですが、普段それを意識しません。

 たった一つの受精卵から最終的には60兆個といわれる膨大な数の細胞が生
まれ、それぞれが与えられた役割を果たすことによって人体は機能するのです。
細胞一つを一人の人間と考えれば、60兆人を統治する人体は恐ろしく高度な
システムです。

 現在70億人に及ぶ人類の一人一人は、それぞれに「利己的な個体」です。
その利己的な個体を統治して機能させるのが、国家をはじめとする組織なので
すが、個体(個人)の利己的な動機に阻まれて、簡単にはいきません。

 ところが、人体はけた違いの数の細胞の「利己的な動機」と直面しているに
も関わらず上手にコントロールしています。

 例えば、肝臓の細胞が「脳みその細胞の方が居心地がよさそうだから侵略し
よう」と考えて、どんどん自己増殖を始め実際に脳に到達することは十分起こ
り得るのです。典型的なのは我々が「癌」と呼ぶ現象です。

 癌は、普通の細胞の必要以上の増殖を抑えるシステムが、崩壊することによ
って生じる病気です。そしてそれは、理論的には健康な細胞でも起こりうる現
象なのです。

 個々の細胞にとっては、「利己的な動機」から他の細胞の領地を奪った方が
得なのですが、そんなことを許していたら「人体」という大事なよりどころが
死を迎え、すべての細胞にとって不利益が生じます。そこで、細胞たちの<最
大多数の最大幸福>を担うシステムが、極めて緻密な手法によって、人体の統
治を行い、一つの細胞が必要以上に他の細胞の領域を侵食しないようにするの
です。


■アダム・スミスが「道徳感情論」で唱える共感

 本書でもたびたび登場しますが、スミスが「道徳感情論」で延々と論じてい
る他人の「共感」こそが、人間社会の個別の細胞(個人)が「自己利益の追求」
のみならず、「公益(社会・組織)のための行動」を自然に行う理由です。

 お互いに協力しあう集団の方が、内輪もめを繰り返している集団に勝つのが
通例です。すると、協力し合う集団に属する個体の方が将来に遺伝子を残しや
すくなります。したがって、例えば現代人の大部分は協力し合う集団に属して
いた個体の遺伝子を受け継いでいるわけです。

 特別な利益が無くても、人間が協力し合う傾向を持っているのは、ある意味
進化的に形成された本能と言えます。

 そうはいっても、強力しあう集団の中で一人だけ裏切れば、大きな利益を得
ることができますから、そのような遺伝子を完全に排除することはできません。

 その欠点をカバーするために著者が注目するのは「囚人のジレンマゲーム」
における必勝法の研究です。ジレンマというくらいですから、簡単に必勝法は
見つからないのですが、近年の研究では、このゲームを長期にわたって多人数
で続けていくと<村八分戦略>が極めて有効なことがわかってきています。

 つまり1回だけのゲームでは、裏切り者を排除できないが、複数回繰り返せ
ばだれが裏切り者なのかわかってきますから、その裏切り者と誰もゲームを行
わずに<村八分>にすればよいのです。

 実際、現代のようにコンビニ等の便利なシステムが存在しない時代には、村
人の誰とも取引できない<村八分>は、場合によっては食料さえ手に入れるこ
とができず飢え死にしてしまう厳しい刑罰だったのです。

 ですから、たいていの人間は<仲間外れ>になることを恐れ、他人に優しく
振る舞うのです。これなら人間自身の「利己性」と「公益性」が両立するとい
うわけです。


(大原浩)


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