億の近道2019/01/16


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投資情報メールマガジン                   2019/01/16

             イ意 の 近 道

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             −本日の目次−
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      ◆コラム「為替市場動向〜新年波乱の幕開け〜」


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◆コラム「為替市場動向〜新年波乱の幕開け〜」


 2019年が明けて、半月が経ちました。
 今年も変わらず、よろしくお願い申し上げます。


 亥年の正月。私が住む地域では穏やかな天候に恵まれた三が日、例年通り、
初詣や箱根駅伝観戦で過ごしましたが、新年幕開けの海外マーケットの波乱っ
ぷりに目が離せませんでした。

 まずは、波乱の正月の動きを振り返りつつ、今後の注目点を見ていこうと思
います。


 1月2日の中国やアジア各国のPMI(製造業購買担当者指数)の悪化を受
けての景気鈍化懸念。3日には、アップルの業績下方修正による『アップルシ
ョック』、米国の芳しくない景況感が現れたISM製造業景況指数等の経済指
標も重なり、リスクオフでの株安、円高に。新年の板の薄いマーケットの中、
ドル円相場は瞬間104.87という8カ月ぶりの104円台示現。

 その後は、4日のパウエルFRB議長が金融政策ハト派発言や12月の米国
雇用統計が予想以上に堅調だったこと、米中貿易協議への期待、12月のFO
MC議事録でハト派優勢が示されたことなどから、昨年末から今年の正月にか
けてのリスクオフは、先週までよりも若干弱まった感はあります。

 また、日本の連休明けの昨日は、中国の減税政策表明を株式市場は好感した
ものの、今朝は、英国の大差でのEU離脱案否決はリスク要因に事欠かない今
年を表しているようです。もっとも英国の離脱案否決は事前予想通りではある
ものの、予想以上の大差だったことは、今後の政策運営の難しさが表れている
ように思います。


 直近の話題なので、英国のEU離脱について見ていこうと思います。

 今回の否決は、最もリスクある合意なき離脱「ノーディ−ル」とイコールで
はなく、今後は否決後3日以内に今後の行動計画を議会に提出することになる
予定とされています。
 「ノーディ−ル」を回避するために、政府は離脱期日の3月29日をEUに
延期申請する可能性が最も高いとされています。この場合、一旦は好感される
でしょうが、問題の先送りに過ぎず、EUが再交渉はしないとしていることか
ら、今後も議会交渉は難航されると予想されます。
 加えて、メイ首相が、期日延期を政府内で決めることができない、EU側が
受け付けないとなると3月29日に「ノーディール」のまま離脱というリスク
シナリオもあり得るますので、今後もドタンバタンしそうです。
 まずは、今回、議会否決した1月15日から3日間の動向が注目されること
になります。

 また他方、国民投票をやり直して「NO BREXIT!」の声もあがって
いるようですが、現在の世論調査では賛否の差がそれ程ない状況なので、実施
の可能性は低いと見られます。

 英国の通貨ポンドは、昨日の議会採決前は大きく売られたものの、否決後は
買い戻されました。今後の展開次第では、ポンド相場の上下変動が激しくなる
ことも予想されます。


 さて、昨年2018年に金融政策の中立化を目指して4回の利上げを実施し
た米国のFRB。
 米国の金融政策は、資本市場に大きな影響を与えますので、今後の焦点をチ
ェックしてみたいと思います。

 注目点は、
1)今後の利上げについて
2)バランスシート縮小
が挙げられます。

 2点とも米国の景気動向により、その景気動向を左右する大きな要素は「米
中貿易戦争」の今後があるでしょう。別の観点からも、中国経済の動向から引
き続き要注意かと。

 1点目の利上げについては、年初に公表された12月18〜19日実施のF
OMC議事録では、2019年の利上げ予想を3回から2回下方修正、202
0年は1回としていましたが、その後の相場を経て、年初のパウエル議長の発
言からは、2019年は据え置きが最も高い可能性ではないかと推測されます。
 直近の、エコノミストによる金利予想では、2019年後半以降、利下げ確
率を予想する向きも僅かながら現れてきてはいます。これは1か月前には見ら
れませんでした。

 2つ目の注目点はバランスシート縮小についてです。
 FRBは、金融正常化の一環としてバランスシートの縮小を粛々と行ってき
ましたが、今後、景気動向次第では、縮小ペースを緩和する可能性、再投資再
開の検討などもあるかもしれません。

 一方、欧州中銀は、今年夏から秋にかけて利上げも?と見られていましたが、
直近では政策金利の先物レートには、2020年春以降あたりから利上げが織
り込まれています。背景には、中国が大きな輸出先であるドイツのPMIなど
景気指標の低下によるものが最も大きいでしょう。その他、フランスの状況も
良くないです。

 通貨ユーロは、年初にはドル安を受けて買われる場面もありましたら、上下
とも動きにくい展開が続いています。


 最後にドル円相場については、値幅が小さかった昨年が明けて、年初の乱高
下にハッとしましたが、その後は108円台を中心に上値重く、下値も底堅い
印象です。米国の利上げがピークアウトし、ドル相場も昨年暮れでピークアウ
トしたのでは?という印象もありますが、昨年に引き続き方向性と勢いに欠け
る可能性もあるかもしれません。


 さまざまなリスク要因が懸念される2019年。

 今年の干支・亥は「猪突猛進」という四文字熟語に表され、亥の年の相場格
言には「亥固まる」があります。今年も起きている事象と背景としっかり観察
して、冷静な行動に努めたいと思います。


 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

※1月16日東京時間13時執筆
 本号の情報は1月15日のニューヨーク市場終値ベースを参照しています。
 なお、記載内容および筆者見解は参考情報として記しています。


式町 みどり拝


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書評:フリードリヒ・ハイエク



書評:フリードリヒ・ハイエク
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 フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエクは、1974年にノーベル経済学賞を受賞したオーストリア学派の重要人物です。1976年に同賞を受賞したシカゴ学派のミルトン・フリードマンとともに、共産主義(ファシズム)などの全体主義に徹底抗戦し、「自由」「市場」に重点を置いた理論を追求した人物です(ちなみにフォンは下級貴族の尊称なのですが、第1次世界大戦後のオーストリア・ハンガリー帝国の崩壊後使用が禁止されます。ところが、ハイエクが渡英した際に戸籍に掲載されているということで、英国政府の証明書
等にフォンがつけられたのでそのまま使っていたとのことです)。
 二人がしばしば触れることですが、現代では全体主義(共産主義・ファシズム)などの左翼思想を信奉する人々が自らを「リベラル」と名乗るのは皮肉なことです。まさに言葉の乗っ取り(背乗り)であり、彼らはいわゆる「偽リベラルであり」、「自由」や「市場」を追求したハイエクやフリードマンこそが、本当の「リベラル」です。

 また、ハイエクは1950年にシカゴ大学の社会科学ならびに道徳科学の教授に就任しています。シカゴ大学の経済学部が外部からの教授の招聘を拒んだなどの裏事情があるようですが、本人はこのことを誇りにしていました。
 なぜかといえばアダム・スミスもグラスゴー大学(映画ハリーポッターのロケ地にもなった名門)の道徳哲学の教授(最初は倫理学教授)であったからです。

 実際、彼の代表書籍かつ最大のベストセラーが「隷従への道」であることからも分かるように、経済学よりも「(政治経済)哲学者」としての活躍が目立つ人生でした。

 「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャーは、ハイエクを尊敬し彼の信奉者であることを公言していました。1975年に保守党党首、1979年に英国首相。サッチャリズムと呼ばれる<新自由主義>の背景にはハイエクが控えていました。

 ハイエクは1944年(「隷従への道」の出版を行った)当時から英国が<高福祉国家>路線を歩むことの危険性に警鐘を鳴らしていたのですが、案の定「ゆりかごから墓場まで」と呼ばれる高福祉政策のおかげで英国は破綻の危機に瀕しました。そのつぶれかけの英国を救ったのがサッチヤリズムであり、その政策の根本理念はハイエクの思想にあったのです。
 ただし、具体的な個々の政策に関してサッチャーがハイエクの助言を受け入れることはほとんどなく、彼女独自の政策を推進しました。

 高福祉政策でにっちもさっちもいかなくなっている現在の日本は、サッチャーやハイエクに学ぶべきであるといえます。

 また、第40代米国大統領ロナルド・レーガン(1981年就任)にハイエクを紹介したのもサッチャーです。すでにハイエクの本を読んでいて共感していたそうですが、ミルトン・フリードマンとともに「レーガノミクス」に大きな影響を与えました。

 先進資本主義諸国は、サッチャーとレーガンのおかげで繁栄し、ベルリンの壁崩壊(1989年)、ソ連邦崩壊(1991年)によって共産主義(ファシズム)陣営を打ち負かしました。


 ところが、現在の先進資本主義国はもう一つパッとしません。
 それは共産主義(ファシズム)が崩壊した後、カビの胞子が飛び散るように全体主義(共産主義・ファシズム)的な考え方が先進資本主義国に広がったからです。

 具体的にはフリードマンの「資本主義と自由」の詳しく述べられているように、先進資本主義国において、政府の力が肥大し政府が(民間に任すべき)すべてのことに口を出す全体主義的傾向が強まったのです。

 共産主義陣営の崩壊によって明らかになったように、政府が中央で集権的にコントロールするシステムは極めて非効率で、決して豊かな国にはなれません。共産主義中国が毛沢東の大虐殺(大躍進政策と文化大革命)で崩壊寸前の状態から甦ったのも、客家(はっか)の逸材小平が「改革・解放」政策を断行したからです。
 「市場」は共産主義の天敵ですから、これは驚くべき英断でした(もっとも、習近平の反動政治によって元の「北朝鮮状態」に戻りつつありますが・・・)。


 全体主義は共産主義、ファシズムだけの問題ではありません。
 民主主義国家、資本主義国家においても、特殊利権集団(労働組合、弁護士会、医師会、全農等など・・・)の圧力によって、保護政策、免許制度、補助金などの形で国家の関わり(権力の増大)が常に増加する圧力かかります。

 また、フリードマンが鋭く指摘するように政府は「(官僚・役人から見て)他人のお金を他人のために使う」存在ですから、支出の抑制が困難です。

 民主主義において有権者は、増税には反対するけれども(補助金など)をもらうことには賛成です。したがって、人気取りをしたい議員はばら撒く約束を繰り返し、増税はしないので借金が増えることになります。
 これは日本だけではなく、民主主義国家共通の現象です。

 例えば(日本の)野党は自分自身では何もしないで、政府(行政)の「あれが悪い・これが悪い」という批判を繰り返しますが、その批判によって政府が「改善」するたびに政府の関与は増大し権力が肥大するのです。


 本書は400ページを超える大著ですが、ハイエクの人物と思想、さらにはハイエクが生きた時代を的確に描写した良書といえます。


(大原 浩)


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若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その5

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 私が株式投資で得たものは、お金だけではありません。


3.自分の行動の結果を起こったことを自分の責任だと考える


 サラリーマン時代、仕事中に売買することができなかったので、毎日お昼休みに証券会社に出かけて、クイック(QUICK端末)をたたくのを楽しみにしていました。


 その証券会社に、いつも投資の失敗を証券会社社員のせいにしている60歳くらいの親父さんがよく来ていました。
 そのやり取りが聞こえてくるので親父さんの愚かさを笑っているうちに、はっと気がついたんです。
「あれ、この親父さん、誰かに似ている。え、私に似ているじゃないか」
と冷や汗が出てきました。

 この親父さんが、その証券会社に初めて来店してきたときも、たまたま私は居合わせていました。奥さんと一緒にやってきて、いままで取引していた野村證券のことをぼろくそに罵っていました。

 そのうちに、今度はいまの取引先のその証券会社の社員を罵っている場面に出くわしました。


『あんたは一度も私を儲けさせたことがない。トヨタ自動車を買おうかと君に話したとき、君はまだまだ下がるといった。お客様にこれ以上損をさせたくないといった。でもあれが大底だった。また信越化学工業をもう売ろうと言ったとき、君はまだまだ上がると思うと言った。それで私は売ることができなくなった。証券会社の専門家の君が言うことだから、私は君の言葉を信じた。どうしてくれるんだ!・・・・・・・・・あんたじゃ話にならん。支店長を呼べ!』

 実はトヨタ自動車の株を買う話のときも、信越化学工業の株を売る話のときも、私はたまたま会話を店頭で聞いていたのです。何しろ、お昼休みには証券会社の店頭に行くのを日課にしているのですから。
 しかも、このお客さんのだみ声は大きくてロビー全体に聞こえてくるのです。

 確か、トヨタ自動車の株を買う話のときは、私もトヨタ自動車の株が下がるたびに買い増しをしていたので興味深く聞いていました。私もさすがに怖くなって買い増しできないでいたので、証券会社の社員の意見も無理はないかなという感想で聞いていました。
 しかしトヨタ自動車の株価は、その近辺で下げ止まり反転を開始しました。


 親父さんはトヨタ自動車の株を買いたいとは言ってはいませんでした。
「トヨタ自動車の株を買うのはどう思うか」と聞いていたのです。
 確かに証券会社の社員は「今は買うべきではない……」と理由をいくつも並べて説明していました。
 でも買わないという判断をしたのはこの親父さんでした。

 信越化学工業の株のときも「信越化学工業の株を売ってくれ」とは言っていませんでした。これまた意見を求めていました。
「信越化学工業はそろそろいい値段になったけれど、売るのはどうだろうか」。
 確かに証券会社の社員は自分の意見として、まだまだ信越化学工業の株価が上がると思うという理由を述べていました。
 でも売らないという判断をしたのは、やはりこの親父さんでした。


 この親父さんは自分では正しい判断をしています。
 でも、自分に自信がないから証券会社の人に質問して意見を求めています。
 そして、その意見に引きずられて、自分の正しい判断を変更しているわけです。

 トヨタ自動車の株を買えなかったとき、証券会社の社員を恨むなんて本末転倒なことをしていないで、証券会社の社員の意見を聞いてしまった自分がバカだったと、投資判断を間違えた理由をきちんと見極めて、良い経験に変えていることさえできたら、信越化学工業の株のときには証券会社の社員の意見を真に受けるようなことはなかったはずです。

 しかし、まったく経験を生かせずに同じ過ちを繰り返していました。

 おそらく、この親父さんは前の野村證券のときも、そしてこれからも、自分で決断することができず、いつも、いつも人に質問して、その意見に引きずられていくことでしょう。


 ここまで極端ではありませんが、失敗するたびに、自分の責任を何かに転嫁していたのでは、失敗の原因を突き止めて、次回に生かすことはできません。



【私の今年の投資戦略】


 1月4日の大底で一番買ったのは三菱ケミカルホールディングス、信越化学工業、日東電工、そして三菱商事です。

 優待単位程度を買ったのがトピー工業、コムチュア、マックスバリュ東海、日本管財などの優待バリュー株です。


〇三菱ケミカルホールディングス
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=4188&ba=1

〇信越化学工業
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=4063&ba=1

〇日東電工
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=6988&ba=1

〇三菱商事
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=8058&ba=1

〇京阪神ビルディング
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=8818


 単位株程度で買ったのが次の企業です。

〇トピー工業
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=7231

〇愛知電機
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=6623

〇コムチュア
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=3844

〇マックスバリュ東海
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=8198

〇日本管財
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=9728&ba=1


 上記の株は、10年間放置する予定の株なので、たかだかいまくらいのリバウンドでは売る気もありません。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が変化している可能性があります。)


★石川臨太郎の有料メルマガ限定復活!★


 石川臨太郎は、株式投資は出口戦略を考えて実行すべきものだと考えて、最近は、常に勝ち逃げできるタイミングを計りながら投資を進めてきました。

 株式投資も経済戦争です。だから勝つこともあれば、負けることもあり、負けたら目的を達成できない危険な行為です。勝算がないままで戦争を仕掛けるのは愚の骨頂ですし、必要もないのに戦争を仕掛けるのも愚かなことです。

 そして自分が株式投資という戦争で目指した目的を達成できたら、行なう必要の無くなった株式戦争はやめることが大事です。

 つまり勝ち逃げすることも本当に大事なことだと考えています。
 そして戦争の目的を達成して勝ち逃げを狙う以上、その目的を達成するために「戦略」が大事で、次に「戦術」が必要で、戦争目的を達成したときの出口戦略が大事だと考えています。

 石川臨太郎の2019年の最大の投資目標は、いま8500万円ある株への投資額を7000万円程度に落として、2000万円を10年程度は6%の安定配当を出してくれる可能性の高いものへ、株は5000万円くらいの残高で平均3%の配当を貰えそうな10年持てる企業に投資する。
 株などで200万円程度の税引き後のキャッシュを確保して、年金と合わせて生活費の確保を計るというものです。

 その為の出口戦略を策定して1月9日から11日まで、出口戦略に向けての投資を実行しました。

 その具体化のために投資を増やしている株や、その理由を具体的に紹介しています。

 詳細はこちら。 ⇒ http://www.iforum.jp/magazine.htm



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億の近道2019/01/15


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             −本日の目次−
        (本日の担当:石川臨太郎&大原浩)


 ◆コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方その5」
      :石川臨太
 ◆コラム「書評:フリードリヒ・ハイエク」:大原浩


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◆コラム「若い甥に教えたい資産形成のための方法論や考え方 その5」


 私が株式投資で得たものは、お金だけではありません。


3.自分の行動の結果を起こったことを自分の責任だと考える


 サラリーマン時代、仕事中に売買することができなかったので、毎日お昼休
みに証券会社に出かけて、クイック(QUICK端末)をたたくのを楽しみに
していました。


 その証券会社に、いつも投資の失敗を証券会社社員のせいにしている60歳
くらいの親父さんがよく来ていました。
 そのやり取りが聞こえてくるので親父さんの愚かさを笑っているうちに、は
っと気がついたんです。
「あれ、この親父さん、誰かに似ている。え、私に似ているじゃないか」
と冷や汗が出てきました。

 この親父さんが、その証券会社に初めて来店してきたときも、たまたま私は
居合わせていました。奥さんと一緒にやってきて、いままで取引していた野村
證券のことをぼろくそに罵っていました。

 そのうちに、今度はいまの取引先のその証券会社の社員を罵っている場面に
出くわしました。


『あんたは一度も私を儲けさせたことがない。トヨタ自動車を買おうかと君に
話したとき、君はまだまだ下がるといった。お客様にこれ以上損をさせたくな
いといった。でもあれが大底だった。また信越化学工業をもう売ろうと言った
とき、君はまだまだ上がると思うと言った。それで私は売ることができなくな
った。証券会社の専門家の君が言うことだから、私は君の言葉を信じた。どう
してくれるんだ!・・・・・・・・・あんたじゃ話にならん。支店長を呼べ!』

 実はトヨタ自動車の株を買う話のときも、信越化学工業の株を売る話のとき
も、私はたまたま会話を店頭で聞いていたのです。何しろ、お昼休みには証券
会社の店頭に行くのを日課にしているのですから。
 しかも、このお客さんのだみ声は大きくてロビー全体に聞こえてくるのです。

 確か、トヨタ自動車の株を買う話のときは、私もトヨタ自動車の株が下がる
たびに買い増しをしていたので興味深く聞いていました。私もさすがに怖くな
って買い増しできないでいたので、証券会社の社員の意見も無理はないかなと
いう感想で聞いていました。
 しかしトヨタ自動車の株価は、その近辺で下げ止まり反転を開始しました。


 親父さんはトヨタ自動車の株を買いたいとは言ってはいませんでした。
「トヨタ自動車の株を買うのはどう思うか」と聞いていたのです。
 確かに証券会社の社員は「今は買うべきではない……」と理由をいくつも並
べて説明していました。
 でも買わないという判断をしたのはこの親父さんでした。

 信越化学工業の株のときも「信越化学工業の株を売ってくれ」とは言ってい
ませんでした。これまた意見を求めていました。
「信越化学工業はそろそろいい値段になったけれど、売るのはどうだろうか」。
 確かに証券会社の社員は自分の意見として、まだまだ信越化学工業の株価が
上がると思うという理由を述べていました。
 でも売らないという判断をしたのは、やはりこの親父さんでした。


 この親父さんは自分では正しい判断をしています。
 でも、自分に自信がないから証券会社の人に質問して意見を求めています。
 そして、その意見に引きずられて、自分の正しい判断を変更しているわけで
す。

 トヨタ自動車の株を買えなかったとき、証券会社の社員を恨むなんて本末転
倒なことをしていないで、証券会社の社員の意見を聞いてしまった自分がバカ
だったと、投資判断を間違えた理由をきちんと見極めて、良い経験に変えてい
ることさえできたら、信越化学工業の株のときには証券会社の社員の意見を真
に受けるようなことはなかったはずです。

 しかし、まったく経験を生かせずに同じ過ちを繰り返していました。

 おそらく、この親父さんは前の野村證券のときも、そしてこれからも、自分
で決断することができず、いつも、いつも人に質問して、その意見に引きずら
れていくことでしょう。


 ここまで極端ではありませんが、失敗するたびに、自分の責任を何かに転嫁
していたのでは、失敗の原因を突き止めて、次回に生かすことはできません。



【私の今年の投資戦略】


 1月4日の大底で一番買ったのは三菱ケミカルホールディングス、信越化学
工業、日東電工、そして三菱商事です。

 優待単位程度を買ったのがトピー工業、コムチュア、マックスバリュ東海、
日本管財などの優待バリュー株です。


〇三菱ケミカルホールディングス
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=4188&ba=1

〇信越化学工業
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=4063&ba=1

〇日東電工
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=6988&ba=1

〇三菱商事
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=8058&ba=1

〇京阪神ビルディング
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=8818


 単位株程度で買ったのが次の企業です。

〇トピー工業
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=7231

〇愛知電機
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=6623

〇コムチュア
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=3844

〇マックスバリュ東海
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?n_cid=DSMMAA11&scode=8198

〇日本管財
https://www.nikkei.com/nkd/company/chart/?type=3month&scode=9728&ba=1


 上記の株は、10年間放置する予定の株なので、たかだかいまくらいのリバ
ウンドでは売る気もありません。


経済的独立ワクワク!サポーター 石川臨太郎


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
の皆様が損失を被っても筆者および発行者は一切の責任を負いません。また、
当該情報は執筆時点での取材及び調査に基づいております。配信時点と状況が
変化している可能性があります。)


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 石川臨太郎は、株式投資は出口戦略を考えて実行すべきものだと考えて、最
近は、常に勝ち逃げできるタイミングを計りながら投資を進めてきました。

 株式投資も経済戦争です。だから勝つこともあれば、負けることもあり、負
けたら目的を達成できない危険な行為です。勝算がないままで戦争を仕掛ける
のは愚の骨頂ですし、必要もないのに戦争を仕掛けるのも愚かなことです。

 そして自分が株式投資という戦争で目指した目的を達成できたら、行なう必
要の無くなった株式戦争はやめることが大事です。

 つまり勝ち逃げすることも本当に大事なことだと考えています。
 そして戦争の目的を達成して勝ち逃げを狙う以上、その目的を達成するため
に「戦略」が大事で、次に「戦術」が必要で、戦争目的を達成したときの出口
戦略が大事だと考えています。

 石川臨太郎の2019年の最大の投資目標は、いま8500万円ある株への
投資額を7000万円程度に落として、2000万円を10年程度は6%の安
定配当を出してくれる可能性の高いものへ、株は5000万円くらいの残高で
平均3%の配当を貰えそうな10年持てる企業に投資する。
 株などで200万円程度の税引き後のキャッシュを確保して、年金と合わせ
て生活費の確保を計るというものです。

 その為の出口戦略を策定して1月9日から11日まで、出口戦略に向けての
投資を実行しました。

 その具体化のために投資を増やしている株や、その理由を具体的に紹介して
います。

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■ お知らせ ■


 山本潤氏の15年ぶりの新刊が上梓されます。

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■出版記念講演を3月17日に開催!■

 出版を記念して、山本潤氏、皆木和義氏の記念講演を3月17日(日)に
 行います。
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◆コラム「書評:フリードリヒ・ハイエク」


書評:フリードリヒ・ハイエク
   ラニー・エーベンシュタイン 著、春秋社
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 フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエクは、1974年にノーベル経
済学賞を受賞したオーストリア学派の重要人物です。1976年に同賞を受賞
したシカゴ学派のミルトン・フリードマンとともに、共産主義(ファシズム)
などの全体主義に徹底抗戦し、「自由」「市場」に重点を置いた理論を追求し
た人物です(ちなみにフォンは下級貴族の尊称なのですが、第1次世界大戦後
のオーストリア・ハンガリー帝国の崩壊後使用が禁止されます。ところが、ハ
イエクが渡英した際に戸籍に掲載されているということで、英国政府の証明書
等にフォンがつけられたのでそのまま使っていたとのことです)。

 二人がしばしば触れることですが、現代では全体主義(共産主義・ファシズ
ム)などの左翼思想を信奉する人々が自らを「リベラル」と名乗るのは皮肉な
ことです。まさに言葉の乗っ取り(背乗り)であり、彼らはいわゆる「偽リベ
ラルであり」、「自由」や「市場」を追求したハイエクやフリードマンこそが、
本当の「リベラル」です。

 また、ハイエクは1950年にシカゴ大学の社会科学ならびに道徳科学の教
授に就任しています。シカゴ大学の経済学部が外部からの教授の招聘を拒んだ
などの裏事情があるようですが、本人はこのことを誇りにしていました。
 なぜかといえばアダム・スミスもグラスゴー大学(映画ハリーポッターのロ
ケ地にもなった名門)の道徳哲学の教授(最初は倫理学教授)であったからで
す。

 実際、彼の代表書籍かつ最大のベストセラーが「隷従への道」であることか
らも分かるように、経済学よりも「(政治経済)哲学者」としての活躍が目立
つ人生でした。

 「鉄の女」と呼ばれたマーガレット・サッチャーは、ハイエクを尊敬し彼の
信奉者であることを公言していました。1975年に保守党党首、1979年
に英国首相。サッチャリズムと呼ばれる<新自由主義>の背景にはハイエクが
控えていました。

 ハイエクは1944年(「隷従への道」の出版を行った)当時から英国が
<高福祉国家>路線を歩むことの危険性に警鐘を鳴らしていたのですが、案の
定「ゆりかごから墓場まで」と呼ばれる高福祉政策のおかげで英国は破綻の危
機に瀕しました。そのつぶれかけの英国を救ったのがサッチヤリズムであり、
その政策の根本理念はハイエクの思想にあったのです。
 ただし、具体的な個々の政策に関してサッチャーがハイエクの助言を受け入
れることはほとんどなく、彼女独自の政策を推進しました。

 高福祉政策でにっちもさっちもいかなくなっている現在の日本は、サッチャ
ーやハイエクに学ぶべきであるといえます。

 また、第40代米国大統領ロナルド・レーガン(1981年就任)にハイエ
クを紹介したのもサッチャーです。すでにハイエクの本を読んでいて共感して
いたそうですが、ミルトン・フリードマンとともに「レーガノミクス」に大き
な影響を与えました。

 先進資本主義諸国は、サッチャーとレーガンのおかげで繁栄し、ベルリンの
壁崩壊(1989年)、ソ連邦崩壊(1991年)によって共産主義(ファシ
ズム)陣営を打ち負かしました。


 ところが、現在の先進資本主義国はもう一つパッとしません。
 それは共産主義(ファシズム)が崩壊した後、カビの胞子が飛び散るように
全体主義(共産主義・ファシズム)的な考え方が先進資本主義国に広がったか
らです。

 具体的にはフリードマンの「資本主義と自由」の詳しく述べられているよう
に、先進資本主義国において、政府の力が肥大し政府が(民間に任すべき)す
べてのことに口を出す全体主義的傾向が強まったのです。

 共産主義陣営の崩壊によって明らかになったように、政府が中央で集権的に
コントロールするシステムは極めて非効率で、決して豊かな国にはなれません。
共産主義中国が毛沢東の大虐殺(大躍進政策と文化大革命)で崩壊寸前の状態
から甦ったのも、客家(はっか)の逸材小平が「改革・解放」政策を断行し
たからです。
 「市場」は共産主義の天敵ですから、これは驚くべき英断でした(もっとも、
習近平の反動政治によって元の「北朝鮮状態」に戻りつつありますが・・・)。


 全体主義は共産主義、ファシズムだけの問題ではありません。
 民主主義国家、資本主義国家においても、特殊利権集団(労働組合、弁護士
会、医師会、全農等など・・・)の圧力によって、保護政策、免許制度、補助
金などの形で国家の関わり(権力の増大)が常に増加する圧力かかります。

 また、フリードマンが鋭く指摘するように政府は「(官僚・役人から見て)
他人のお金を他人のために使う」存在ですから、支出の抑制が困難です。

 民主主義において有権者は、増税には反対するけれども(補助金など)をも
らうことには賛成です。したがって、人気取りをしたい議員はばら撒く約束を
繰り返し、増税はしないので借金が増えることになります。
 これは日本だけではなく、民主主義国家共通の現象です。

 例えば(日本の)野党は自分自身では何もしないで、政府(行政)の「あれ
が悪い・これが悪い」という批判を繰り返しますが、その批判によって政府が
「改善」するたびに政府の関与は増大し権力が肥大するのです。


 本書は400ページを超える大著ですが、ハイエクの人物と思想、さらには
ハイエクが生きた時代を的確に描写した良書といえます。


(大原 浩)


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【昨年12月IPO銘柄など、注目銘柄情報満載!!】


【 1/15 第224号では】

■投資の視点:リスクテイクのタイミング
■クリスマスボトムから復活中の昨年12月IPO銘柄(5銘柄+)
■バリュー銘柄チェック(2銘柄)
■内需系銘柄研究:メディカルシステムネットワーク(4350)
■注目個別3銘柄の動向


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炎の投資情報サンプル#224 2019/1/15

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投資情報メールマガジン                   2019/01/15
         炎 の 投 資 情 報 (第224号)

        −プロが導くお金創造のための投資情報−
                              週1回発行
◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆□◆


 株式投資には不安がつきもの。山あり谷ありの株式相場を冷静に眺めるアナ
リストが発信する情報をお楽しみ頂ければ幸いです。

 志を大きく持たれた読者各位の大いなる発展と成功を祈願しております。
 ご一緒に頑張りましょう!!

 なお、一部を「億の近道」に掲載することがありますので、あらかじめご了
承下さい。


    ★当メルマガは等幅フォントでの閲覧を前提にしております★


□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


              −本日の目次−



  ■はじめに
  ■投資の視点:リスクテイクのタイミング
  ■クリスマスボトムから復活中の昨年12月IPO銘柄(5銘柄+)
  ■バリュー銘柄チェック(2銘柄)
  ■内需系銘柄研究:メディカルシステムネットワーク(4350)
  ■注目個別3銘柄の動向
  ■次回予告


         報告者:炎のファンドマネージャー


□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


■はじめに


 全体相場、個別銘柄ともに昨年末のクリスマス安値からの戻り相場が続いて
います。
 皆様の資産もこうした戻り相場で多少はプラスになってきているのではない
でしょうか。

 全体相場は日経平均の半値戻り水準(21700円どころ)が目標になりま
すが、NYダウの動向と為替の変動がポイントになっての動きと言えます。

 個別銘柄では多くの割安放置銘柄が徐々に上値をトライしつつありますが、
一方で戻り待ちの売りが待っているようにも思われます。


 全体相場も個別銘柄も戻り相場の後の展開はまだ2番底形成局面が待ってい
るとは思われますが、当面は短期の戻り場面を確認しながらの展開になります。
安値で仕込んだ個別銘柄には適度な利益確定売りも想定されますし、ポジショ
ン調整の戻り待ちの売りも待っていることになります。

 ここでは個別銘柄に焦点を置いた投資戦略を実践していきたいところです。


□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□◇□


■次回予告


 日本の歴史本として百田尚樹氏が描いた日本国紀が60万部以上も売れたと
言われています。かくいう筆者も年末年始で読破しました。副読本と合わせて
百田氏には1億円以上の印税が入ることになります。

 そこで次号では作家百田尚樹氏に贈る印税収入1億円で構築する株式ポート
フォリオと題してお届けしたいと思います。

 お楽しみに。





(本メルマガは限定された購読者様への情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関しては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、ご購読の皆様が損失を被っても執筆者および発行者ならびに配信者は一切の責任を負いません。)



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市場潮流

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 今週(1月7〜11日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で797円74銭上昇し(率にして4.1%の上昇)、2万359円70銭で取引を終えました。6週ぶりの上昇です。

 4日(金)の大発会は前年末比452円81銭安となり、暗い滑り出しとなりましたが、4日に発表された米国の18年12月の雇用統計がタイトな雇用情勢を反映する内容であったことに加え、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、金融市場の混乱を踏まえて利上げの一時休止を示唆。これらを好感し、7日(月)の日経平均株価は前週末比477円高と大幅に反発し、2万円を回復しました。

 さらに、米中貿易協議の進展期待もあり、9日(水)まで3日続伸。10日(木)は反落しましたが、11日(金)は再び反発しました。


 今週の動きは、昨年末の金融資本市場の「過剰反応」が修正される過程と思われます。
 それでも、11日の騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)は69.44にとどまっています。

 「売られ過ぎ」の状況は続いているものと言えましょう。


(水島寒月)


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大魔神のアンテナ 相場の天気図を描いてみました



 NY市場は1月3日に大きく下げてからここ続伸して、直近の動きで12月の戻り高値(25980.21ドル)から12月の安値(21712.53)の半値戻り(23846.37ドル)達成した。ただ、日経平均では12月の戻り高値(22698.79円)から12月安値(18948.58円)の半値戻り水準は20820.68円ですが、まだ戻り切っていないが、今回の戻りの目度としては、この辺と考えています。

 また、マザーズ市場はすでに半値戻りを達成しました。動き的にはNYダウと同じような動きを示している市場です。

 そして、この戻りを演じている株式市場にあっては、前回も指摘したように、期間的な調整も必要であり、上げ下げを演じながら下値を試し、底入れ確認をする。


 予想天気図ですが、3―9月期銘柄、6―12月期銘柄の決算発表が始まる前の来週中の戻りを演じた後、決算シーズン中の1月後半から2月中旬中に2番底を試す動きになると予想しています。世界景気後退での中で、決算内容の悪さが実態として、株価に反映されると予想しています。
 その後は悪い材料を織り込んで下値模索の展開になる。3月の後半より、上昇の兆しが見えてくる。そんな天気図を予想しています。


 下値については、昨年の12月26日の18948円がポイントになる水準です。2番底は、通常であれば、1番底の水準よりも同値かそれよりも高い値段になります。


 また、気になる指数は、「米国VIX指数」です。
 NY市場が戻りを演じておりますが、依然と高い水準で推移していることです。昨年2月の時も急上昇しましたが、期間的に短い期間で正常値に戻りましたが、今回は10月初めより上昇して以来未だに(20ポイント前後で推移している)危険ゾーンにあることです。

 投資家の心理状態が「負」の領域にあると言うこと。いつ、また、大きな下落があることも想定していることになります。


 この米国VIX指数が15ポイント以下になるまでは、投資家の心理が改善されたとは言えないので、今後もこの指数の動きはウォッチして頂きたい。


(大魔神)


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億の近道2019/01/18


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■
投資情報メールマガジン                  2019/01/11号

              イ意 の 近 道

         −プロが導く「億」資産への近道−   週5回発行
■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

【ご挨拶】
 将来の資産形成のために個人投資家の方にも機関投資家並以上の情報提供を
したい。また同時に、当メルマガを通じてより多くの方に自立した投資家を目
指していただきたいと考えております。各種分析やコラムを参考にして、「億」
の資産を目指し、自立した投資家への道を歩みましょう!

   ★当メルマガは等長フォントでの閲覧を前提にしております★

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             −本日の目次−
        (本日の担当:水島寒月&大魔神)


 ◆コラム「大魔神のアンテナ 相場の天気図を描いてみました」:大魔神
 ◆コラム「市場潮流」:水島寒月


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■「大魔神のトレーディング&2019年投資銘柄選択セミナー」開催!!


 この度、トレーディングのプロ、大魔神氏にお願いして、セミナーを開催し
てもらうことになりました。
 億の近道読者はファンダメンタルズ志向の方が多いと推察されますが、投資
家の持つ武器は多い方が良いと考え、卓越したトレード技術と経験則に基づい
た銘柄選別力を持つ氏へラブコールを送りました。

 億の近道月曜版の相川伸夫氏にもリアルトレードセミナーを体験してもらい、
大魔神氏の実力に新鮮な驚きを感じたようです。
(体験レポート ⇒ http://okuchika.net/?eid=8156 )

■日時:平成19年2月2日(土) 13:30〜16:30

■場所:東京都
   (詳細はお申し込み終了後ご案内いたします)

■受講料:7,000円(税込)


 セミナー詳細はこちら ⇒ http://okuchika.net/?eid=8145


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◆コラム「大魔神のアンテナ 相場の天気図を描いてみました」


 NY市場は1月3日に大きく下げてからここ続伸して、直近の動きで12月
の戻り高値(25980.21ドル)から12月の安値(21712.53)
の半値戻り(23846.37ドル)達成した。ただ、日経平均では12月の
戻り高値(22698.79円)から12月安値(18948.58円)の半
値戻り水準は20820.68円ですが、まだ戻り切っていないが、今回の戻
りの目度としては、この辺と考えています。

 また、マザーズ市場はすでに半値戻りを達成しました。動き的にはNYダウ
と同じような動きを示している市場です。

 そして、この戻りを演じている株式市場にあっては、前回も指摘したように、
期間的な調整も必要であり、上げ下げを演じながら下値を試し、底入れ確認を
する。


 予想天気図ですが、3―9月期銘柄、6―12月期銘柄の決算発表が始まる
前の来週中の戻りを演じた後、決算シーズン中の1月後半から2月中旬中に2
番底を試す動きになると予想しています。世界景気後退での中で、決算内容の
悪さが実態として、株価に反映されると予想しています。
 その後は悪い材料を織り込んで下値模索の展開になる。3月の後半より、上
昇の兆しが見えてくる。そんな天気図を予想しています。


 下値については、昨年の12月26日の18948円がポイントになる水準
です。2番底は、通常であれば、1番底の水準よりも同値かそれよりも高い値
段になります。


 また、気になる指数は、「米国VIX指数」です。
 NY市場が戻りを演じておりますが、依然と高い水準で推移していることで
す。昨年2月の時も急上昇しましたが、期間的に短い期間で正常値に戻りまし
たが、今回は10月初めより上昇して以来未だに(20ポイント前後で推移し
ている)危険ゾーンにあることです。

 投資家の心理状態が「負」の領域にあると言うこと。いつ、また、大きな下
落があることも想定していることになります。


 この米国VIX指数が15ポイント以下になるまでは、投資家の心理が改善
されたとは言えないので、今後もこの指数の動きはウォッチして頂きたい。


(大魔神)


(情報提供を目的にしており内容を保証したわけではありません。投資に関し
ては御自身の責任と判断で願います。万が一、事実と異なる内容により、読者
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◆コラム「市場潮流」


 今週(1月7〜11日)の東京株式市場は、日経平均株価が週間で797円
74銭上昇し(率にして4.1%の上昇)、2万359円70銭で取引を終え
ました。6週ぶりの上昇です。

 4日(金)の大発会は前年末比452円81銭安となり、暗い滑り出しとな
りましたが、4日に発表された米国の18年12月の雇用統計がタイトな雇用
情勢を反映する内容であったことに加え、米連邦準備理事会(FRB)のパウ
エル議長が講演で、金融市場の混乱を踏まえて利上げの一時休止を示唆。これ
らを好感し、7日(月)の日経平均株価は前週末比477円高と大幅に反発し、
2万円を回復しました。

 さらに、米中貿易協議の進展期待もあり、9日(水)まで3日続伸。10日
(木)は反落しましたが、11日(金)は再び反発しました。


 今週の動きは、昨年末の金融資本市場の「過剰反応」が修正される過程と思
われます。
 それでも、11日の騰落レシオ(東証1部、25日移動平均)は69.44
にとどまっています。

 「売られ過ぎ」の状況は続いているものと言えましょう。


(水島寒月)


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波乱の幕開け?

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 読者の皆さま、あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願い申し上げます。


 はじめに、昨年11月頃から年末にかけて「ふるさと納税」の広告が呆れるほど急増しました。あちらこちらのTV番組やサイトに形振り構わずの様相でした。
 オンライン業者へは売上高(納税額)の10%もの販売手数料に加え広告宣伝費をTV局にも大盤振る舞いして納税額を増やそうと奔走する地方自治体たち。
 数年前からはいよいよ節操の無い返礼品競争になりましたが、これも全ての原因はゴキブリ政治家の資質の低さからきています。政治家とは名ばかりで、国会議員も地方議員も実態は後援会への利益誘導しか頭に無く、癒着した腐敗行政と相まって地方自治の戦略を示せない規律無き運営に陥った結果です。
 こんなゴキブリ連中に忙殺されている地方自治体の現場職員も被害者です。


 さて、昨年1年間の乱高下と後半数か月間の急落は「トランプショック」と言えそうです。こちら(米国)も戦略無き目立ちたがり大統領の我儘に振り回される行政職員の悲鳴が聞こえてきそうです。10月からの3ヵ月間の下げでトランプ減税などによる1年半分の上げを帳消しにしてしまいました。

 米国S&Pで振り返ると、2016年末の2,238.83から昨年9月末の2,913.98まで、1年9ヶ月で約30%上昇しました。言われているのは大型減税による企業収益の拡大を織込んでいたと言うものですが、これをNASDAQでみると、この間に5,383.117から8,046.353へと約49.5%も上昇していました。

 昨年3月末から9月末までを比較すると、S&Pが約10%の値上がり、NASDAQが約14%の値上がりで、特にこの間はFAANGなどのIT株の値上がりが顕著であり、誰もが「赤信号一緒に渡れば怖くない」状態であったことが分かります。
 これらが米中貿易摩擦の激化や市場心理の悪化により急落したのが昨年後半の3ヶ月間だったと言うことになります。


 好況下での大型減税とインフラ投資のセットにより一層景気を押し上げたと言われていますが、何せナルシシストの人気取りと、富裕層向け優遇策の組み合わせですからウォールストリートは歓迎したのでしょう。ところが米中2大経済国家同士の摩擦激化と景気拡大策の息切れを感じ取ることで市場急落に繋がりました。


 余談ですが、日本のTOPIXでは上記の1年9ヶ月で約19.7%の上昇、昨年の半年間では約5.9%の上昇で、日経平均株価では同様に約20%と約12.4%の上昇となり、その後の下げが約21%強でしたから、米国株市場より遥かにパフォーマンスの劣る市場であることが分かります。

 日本株式市場の投資効率の悪さが再認識された1年でした。


 今年の金融市場もまたトランプ大統領の言動に振り回される1年になりそうです。

 同時に、中国狂産党と言う史上最大の超大型詐欺&暴力集団からも目が離せません。党の利益と見れば自国民でも大量虐殺し、略奪し、嘘をつき、台湾という元同胞に対してさえ逆らえばミサイルを並べて脅すと言うことを平然と実行する集団です。油断をすればいつでも手のひら返しをしてきます。日本の坊ちゃん政治家とぬるま湯行政官で対応しきれるのか?・・・期待できません(苦笑)

 徐々に老化していく日本は対中戦略を熟考し、力を振り絞ってこれらに対抗していかねば北朝鮮やチベット、ウイグルのように属国化されかねません。
 30年前のバブルの栄光に浸り、油断して何もしなければ国力を落としていくばかりです。

 今年がこれらの懸念を払しょくする年になってくれればと願う次第です。


 年末年始には流石に日経平均株価で20,000円を切る水準まで下げ、個別には異様に安いと感じる銘柄が増えましたため小職も3銘柄ほど拾いました。
 日経平均株価でPBR1.0倍となる価格水準は約19,200円ほどです。
 EPSも来期コンセンサスが5%減益へと悪化し1,700円になったとしても、20,000円ならPER11.8倍ですから随分と売られたものです。

 にもかかわらず買われ辛いのは何故かと言えば投資効率が悪いからです。
 業績が悪くなれば想定以上に売られ、業績が向上しても株主配分は控え目ですから株価上昇も限定的になります。バブル後の28年間で儲かった投資家より損をした投資家の方が多いためか、個人投資家は減り続けています。
 特に一昨年から投資を始めた方はほぼ全員が含み損になっているはずです。


 今年こそは、株主を忘れ株価を安値に放置しているような会社が買収され易い市場の仕組みや法令へと改正されるよう願っていますが、何せ世界的に様々な懸念を引きずる状況ですから、今年は上下に変動し易い神経質な市場になると予想しています。


 今年も欲と戦いながら慎重に、1.成長性、2.株主還元、3.割安・・・の3点セットを忘れずに株式投資を楽しまねばと考えています。


(街のコンサルタント)


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